自在水栓
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まただいぶ間が空きましたが浴室工事で外したものがまだありました。
いわゆる蛇口のことを水栓と呼びますが、中でも首が左右に動くようになっているものを自在水栓といいます。
これ元々は浴槽に水を張るためのもの、入浴時邪魔なのでよけられるようになっていました。
「湯を張る」の間違いではありません。新築当時(1970年)にはまず水を張ってから浴槽の横についているガス釜で沸かしていました。自動制御ではないので時間を見計らって止めなくてはいけません。うっかり止め忘れると熱湯になってしまうので、水を追加して薄めることになります。また浴槽の上と下の温度差があるので攪拌用の棒も備えられていましたね。
何度かの給湯器の切り替えで直接お湯を張れるようになりましたがそのまま残っていたものです。