今は無きモノ(電卓編)

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2回目は電卓編ということで電卓やポケコンなどを取り上げます。

  1. Sharp PC-1246
    PC-1246の思い出に書いたもの、詳しくはそちらを参照ください。手放した覚えはないのだけど行方不明になっています。
  2. Philips SBC158
    以前取扱マニュアルが出てきて取り上げたことがありました。これも本体を捨てたり人にあげたりした記憶は無いのですが、長らく見ていないので出てくる見込みは少ないし、仮に出てきても電池液漏れなどで酷い状態なんだろうなと思っています。

    前にも書きましたがまだ関数電卓が高価だった頃に千石電商さんで1,000円と破格の値段で売られていたものです。愛用していたのですが、いつの間にか使わないようになって行方不明になってしまいました。

    eBayでたまに見かけるので買っちゃおうかと悩んでいます。

今は無きモノ(工作編)

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いつも「こんなモノ持ってる」なのでたまには趣向を変えて今はもう無いけど昔はこんなモノ持っていたを書いてみたいと思います。

1回目の今回は工作編ということで昔作ったものです。

  1. ラジオキット
    確か小4頃だったと思いますが、電子工作系の記念すべき第1号、父が買ってきてくれたラジオキットです。以前どこかで6石と書いた気がしますが、おそらく1~4石程度のレフレックス方式だったはずです。
    6石だと通常スーパーヘテロダイン方式でトラッキング調整などが必要になるはずですが、当時それに必要な道具など持っていたはずがありません。後に読んだ本で信号発生器などが必要と知って「へぇ~」と思った記憶があります。

    ホーマーだったかエースだったかのキットで、まだゲルマニウムトランジスタ(2SB56だったかな)でした。

  2. キャタピラの模型
    以前模型のリモコンに書いたものです。

私のハンダごて遍歴

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今回は久々に「~遍歴」シリーズ、ハンダごて遍歴を書いてみます。

以前FX-888Dのところで書いたものと一部重複しています。

  1. 30W
    最初のこれは10歳頃に買ってもらったものですね。こて先は円錐形のB型でした。

    当時は先端が汚れてきたらヤスリをかけていたので次第に抉れてきてカルデラのように中心が凹んでしまいました。ただこれは意外に便利でICソケットのように足が短いときはこの凹みに嵌めるとブレないのです。そんなわけでそのまま使っていたところ、固定ネジが焼き付いてしまって交換不能になってしまいました。
  2. 30W?(その2)
    もう1本30W程度のものを持っていたように思うのですが、何のために追加したのか、こて先のタイプなど詳細が思い出せません。

踏んだ・ひしゃげた・折れた

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昨日のことです、椅子から立ち上がろうとした瞬間、足の裏から変な感触がありました。

何か踏んでしまったようです。

何だろうと思って取り上げてみたところ......

やっちまった。


LED Flasherの基板がいつの間にか机から落ちていてそれを踏んでしまったようです。

基板は裏返し(ハンダ面が上)に落ちていて、LM3909Nを支点に真っ二つに折れてしまいました。

まぁ試しに組んでみただけなので回路は別にいいのですが、貴重なLM3909Nの足があらぬ方向に曲がってしまいました。ソケットは無事だったのでピンセットで簡単に抜くことができました。

最近のお買い物(2024/1)

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このところ台所でトラブルが連続しています。

最初はLED照明が点灯しなくなりました。元々は20W直管蛍光灯用の器具にグロー球を外せばそのまま使えるというLED蛍光灯を付けていました。購入履歴によると3年でちょっと短い気もしますが、密閉式なのでしょうがないのかな。密閉してもOKなものを選んではいるのですけどね。

それから一週間も経たずに今度は水栓のレバーがぽっきり折れてしまいまして......

MC6847

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またちょっと古いICが出てきました。


MotorolaのMC6847P VDG(Video Display Generator)です。

これはNTSCテレビにキャラクタやグラフィック表示をするためのもの、NECのPC-6001シリーズに使われていました。類似のモノだとMSXなどに採用されたTexas InstrumentsのTMS9918シリーズが有名ですね。

SC61860 & SC62015 (その4)

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一応今回をもってSC61860 & SC62015のシリーズは最後となります。

前回予告したようにテストデータ作成についてです。

ASにはtestsディレクトリ以下にソース(*.asm)と期待値(*.ori)を配置しておいてmake testを実行すると自動テストを行なう機能があります。特にSC62015のようなアドレッシングモードの複雑なものでは新たなモード追加の際に以前のものを壊すリスクがそれなりにあるので、追加のたびに全モードをテストできることは重要です。

で、このテスト用データの作成なのですが......

網羅性の高いテストソースの作成はそれだけで大きなテーマではありますが今回はそこには触れません。

もう一方の期待値のファイルはソースをハンドアセンブルするだけなのですが、(バイナリファイルなこともあり)意外に面倒なものです。

SC61860 & SC62015 (その3)

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今回は予告通り、SC61860の公式ドキュメントを教えていただいてちょっと修正した件を書きたいと思います。

その1のコメントとしてenakaさんより教えていただいたSC61860のドキュメント、正確にはPC-1350の機械語のドキュメントですが、CPU SC61860の記述がメインになっています。PC-1350も持っているので残りも興味深いのですが、今はあくまでもCPUのマニュアルとして読むことにします。

そもそもこのSC61860というCPU、当初は仕様は非公開だったはずです。PC-1250の時代だと思いますが実機の動作から解析された方がいて、わかってしまったのならということで後から情報が出てきたという経緯だったとどこかで読んだような。今回参考にしている『ポケコン・マシン語ブック』の前の『ポケコン・マシン語入門』だった気がするのですが、残念ながらこの本が行方不明でして確認できていません。今度永田町に読みに行こうかな。

ということで『ポケコン・マシン語ブック』とシャープの資料を比較してみたところ、ちょっとした相違点はあるものの大きな違いはありませんでした。

SC61860 & SC62015 (その2)

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SC61860対応ができたので、続いてSC62015の対応を進めます。

SC62015はSC61860から一転かなり厄介です。ニーモニック数が少ないのに対し、アドレッシングモードが複雑だからです。

ASはアーキテクチャ共通の動作としてソースの1行をラベル部・ニーモニック部・オペランド部に分割し、さらにニーモニック部によって各デコードルーチンに分岐してくれます。IM6100のようにこのフォーマットが特殊な場合はちょっと面倒ですが、そうでなければお任せにすることができます。

一方でオペランドのパースは自分で書かなくてはなりません。

SC61860のオペランドは定数のみで、定数式の評価ルーチンは用意されているのでほぼ呼び出すだけですみました。

SC61860 & SC62015 (その1)

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先月、古い友人と食事をしたのですが、そこで話題になったものの一つにシャープのポケコンのCPUがあります。

PC-1261, PC-1350などに使われたSC61860と、PC-E500シリーズに使われたSC62015です。

その後、そういえばASは対応してたかな? と思って確認したところどちらも未対応でした。

するとまた対応作業してみたくなってしまい、資料を探し始めたのですが......

この辺りのアセンブラは最後に弄ってから既に30年以上経過しています。『I/O』『The BASIC』『ポケコンジャーナル』あたりに掲載されていたと思うのですが、目次の公開されていたI/Oはともかく他はどの号に掲載なのか探すのは結構大変です。

そんな中『ポケコン・マシン語ブック』がかろうじて出てきました。SC61860の命令表はこれに記載されていますが、PC-E500発売前のものなのでSC62015は当然載っていません。

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