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準出土品

準出土品

出土品が自宅から出てきたものなのに対し、こちらは自宅以外で見つけた掘り出し物たちです。

MD-155C

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前回のDayStar基板は公開直後から情報が寄せられ、Macintosh IIci用の68030アクセラレータボードであることがわかりました。ありがとうございました。

3回目となる今回のものもタダで手に入れたものです。


PC-9801のCバスのボードですね。今度はメーカー名が不明です。シルクの「MD-155C」が型番でしょうか。

検索してみるとこの基板が付属している出品がオークションサイトにありました。本体の緑電子のポケディSD2って一体なんだろう? 探してみるとカートリッジ式のハードディスクのようですね。ということはSCSIか何かのボードなのかな?

というわけでいつもの様に基板を見てみます。

DayStar基板

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神田装備での戦利品の第二弾はこの基板、「ご自由にお持ちください」で置かれていたものです。


「DayStar」はメーカー名かな、型番らしきものは見当たりません。

PGAのが2つ抜かれていて残りはSRAMとGALとバッファ・ラッチ類なので、メインメモリやI/Oは別基板にあってこれはCPUだけのボードのようです。

Hitachi HD64400

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秋葉原のジャンク屋がどんどん減少していて寂しい限りですが、最近(といってももう一月半経っていますが)「神田装備」というところが新たに開店しました。先月行ったときの戦利品を数回にわたって取り上げたいと思います。


初回はこの日立のHD64400Y16です。

レジのところに中古PGAデバイスがあって、その中の一つです。Intel, Motorolaあたりのが多かったのですが、その中になんか見覚えのある型番があったので思わず買ってみました。

NEC uPD70136

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これも最近手に入れたものになります。M27C256B, AT28C16よりちょっと前ですね。


NECのμPD70136L-12、V33と言ったほうがわかるかな。1989年製でクロック周波数は12.5MHzのものです。

パッケージは68ピンPGA, 68ピンPLCC, 72ピンQFPの3種、クロック周波数は12.5MHzの他に16MHzのものが存在します。ユニバーサル基板で使いにくいQFPを除いて安いものをeBayで探した結果これになりました。いまさらパフォーマンスを追ってもしょうがないですからね。

Atmel AT28C16

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M27C256Bと一緒に買ったのはこれでした。


写真見にくいですがAtmelのAT28C16-15PU、2k×8bitのEEPROMです。

デートコードは「1701」で2017年を表していますが、どう見ても2017年製には思えないですね。特にピンの状態が悪い、これハンダ外し品じゃないのか?

Motorola MC68121

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Intel 8741A, Zilog Z8594とくれば次はこのMotorola MC68121でしょう、ということで入手してみました。


MC68121 Intelligent Peripheral Controllerです。「NF4」がマスク、「8732」がデートコード(1987年32週)と思われます。

パッケージ両端に樹脂製の保護材がついていますね。MC68kボードに搭載していたMC68010にも同様のものがついていましたが、いつの間にか紛失してしまっていました。

Toshiba TMP90C840N

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前にOTP品のTMP90P802APを内蔵ROMを切り離して外部メモリで実行できました。ならマスクROM品でもいけるだろうとこれ買ってみました。数ヶ月前ですが...

TMP90C840N-1351
東芝のTMP90C840N-1351、1989年の日本製のようです。

DIPなのは良いのですが、64ピンのシュリンクDIPですのでユニバーサル基板で扱うにはちと難がありますね。サンハヤトからシュリンクDIPの周りに2.54mmのユニバーサルパターンの配置されたのがあるのでそれを使うつもりです。EMILY Board使うからそれで十分収まるでしょう。

80C188XL

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8088ボードが動き、モニタの移植も基本的な機能が動き始めると、CPU判別ルーチン書いてみたくなります。あのボードで8088とV20は動かせるので次は80188かなと思って調達したのですが...

N80C188XL12
IntelのN80C188XL12ですね。

発注してしまってから気付いたのですが、実は80C188は既に持っていたんですよね。それほど高くはなかったし、一緒に注文したデバイスは必要だったのでキャンセルはしませんでした。予備にもなりますし。

Intel 8087

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これも何かのついでに買ったまま忘れていました。

D8087-1
IntelのD8087-1、数値演算コプロセッサです。-1と付くので10MHz品ですね。

これ今でこそ何かのついでに買えますが、現役当時はとても気軽に買えるシロモノではありませんでした。ちょうど手元にあった1983年のトランジスタ技術の広告によると、8086(5MHz)が約5,000円なのに対して8087は約100,000円の値がついていました。

8086/8088搭載のパソコンには8087用のソケットが用意されていることも多く、一パソコンユーザが買ってきて挿すこともあるデバイスで、パソコンメーカからも「純正品」として供給されていました。

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