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8755


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このデバイスはオリジナルは Intel、窓付きなのでUV-EPROM入りです。

uPD8755AD
NEC製のμPD8755AD、1984年製です。パッケージはCERDIPなのでそれほど古い印象はありません。

TMP8755AC
こちらは東芝製のTMP8755ACです。残念ながら製造年は不明ですが、古そうですね。TMM323Cによく似ています。

UV-EPROMは壊すリスクが高いので予備に追加購入したものです。

書き込み・消去の繰り返しによる寿命のほか、頻繁な抜き差しによるピン折れ・逆挿しの可能性も一般のデバイスより高くなります。

さてUV-EPROM入りで40ピンというと、16ビット幅のUV-EPROMそのものかUV-EPROM内蔵のワンチップマイコンが頭に浮かびます。MCS-51シリーズのUV-EPROM内蔵品に8751,8752,8754,8758というのがありますから、その一族かと思えてくるかもしれません。

実際はどちらでもありません。

これは 16,384-Bit EPROM with I/O というもので、2k×8bitのUV-EPROMと8bit×2のGPIOを一緒にしたものです。CPUバスはマルチプレックスバスになっていて、事実上の8085専用です。

他のプロセッサにも接続できないことは無いでしょうが、苦労して接続する価値はないと思います。

姉妹品にマスクROMの8355というのもあります。

8155と似ていますね。

8085 + 8755(8355)+ 8156 と組み合わせればICたった3つでマイコンシステムが完成します。8755には負論理のCE1と正論理のCE2がありますから、これらをうまく使えば複数の8755をデコーダ無しで接続することも可能です。その場合アドレスをきれいに並べることは出来ませんが組み込み目的なら大した問題ではないはずです。

他社で類似のデバイスというとMotorolaのMC6846 RIOT(ROM I/O Timer)というのがあります。2k×8bitのマスクROMと8bit双方向I/O(ハンドシェイク用制御線2本)と16bitタイマを含んでいて、MC6802とあわせて2チップが最小構成です。非マルチプレックスバスが災いしてI/Oが少ないですが、その分汎用に使いやすくなっています。

まぁこちらはマスクROMしかないので個人には無縁ですが。

参考文献・関連図書: 
8755Aデータシート, Intel.
MC6846データシート, Motorola.

コメント

こんにちは、Toshibaのは貴重ですね。おっしゃるとおり、書き込みリスクや抜き差しによりピン折れが怖いですね。
8085/8755/8156の組み合わせでブレッドボードで良いので私も動態保存を確認したいと何年も思っていますが手付かずです。

私も8085+8755+8156で動かしてみたいのですが、現在対応ライタも無い状況です。
安いライタはたいていこんなマイナーなものには対応していないので自作するしかないですね。
ライタのデバッグ中に破壊するリスクが最も高いかも。

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