VL Bus

ASUS VL/I-486SV2G

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PC用マザーボードを取り上げるのは久しぶりです。これまたかなり古いものになります。

VL/I-486SV2G
ASUSのVL/I-486SV2Gです。名前からわかるように80486用でATフォームファクタ、SIMMが72ピンであることとVLバスということから80486用としては後期のものですね。

拡張スロットは16ビットISAが7本、うち2本はVLバスになっています。今と違ってオンボードデバイスはATキーボードくらいなので、このスロット数はそう余裕があるわけではありません。

最低でもVGAボードとマルチI/Oボード(HDD, FDD, シリアル, パラレル)の2枚は挿さないとPCとして成り立ちません。さらにサウンドとネットワークを積むならもう2枚、これで半分以上が塞がります。

スロットの間にも74シリーズのTTLが配置されています。まだDIPが使われていますね。

謎のVLマザーボード

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これも昔使っていたマザーボードだと思うのですが、型番がどこにも見当たらない謎のボードです。

VLマザーボード 表面
古いAT規格のボードです。CPUは80486シーリーズに対応し、SIMMは古い30ピンタイプです。
個人的には8bit ISA×4, 16bit ISA×4, VL Bus×2というスロットの多さに惹かれて選んだのではないかと思いますね。時代的にシリアル・パラレル・FDD・HDDはマザーボード上には搭載されていませんので必要なモノは拡張ボードを挿す必要があります。

486DX2が載っていますが、ソケットの外側に一周分パターンが見えますね。外側はPentium ODPのためのもので、486シリーズ使用時は最外周は使用しません。きっとPentium ODP対応のものもラインナップにあったのでしょう。

BusLogic BT-445S SCSIボード

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今回は古いSCSIボード、BusLogicのBT-445Sです。


ずいぶんと長いボードですね。対応バスはVLバスです。

このバスはVL (VESA Local)の名前の通りVESA (Video Electronics Standards Association)が策定したもの、基本はビデオボード用のものですが、このようなビデオ以外のボードも少数ながら存在していました。
マザーボード側もビデオ以外での利用を想定しているのか2スロット持つボードが結構ありました。

VL Bus ET4000/W32ビデオカード

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懐かしいVL(VESA Local)バスのビデオカードを見つけました。


前に紹介したISA ET-4000の後継となるものです。

VL Busは主にビデオカードでの使用を想定したバスで、ISA Busを拡張する形になります。カードエッジもISAに更に追加する形となるのでカードが非常に長いのが特徴です。追加された部分はISA部分よりピッチは狭くなっています。
スロットを複数備えたマザーボードがかなりあったこと、ビデオを念頭に置きつつも単なる高速バスであること、からビデオカード以外にも使用されました。私もどこかにSCSIカードを持っていたはずです。この辺りがビデオ専用だったAGPとは異なる点ですね。