マウス
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久しぶりの新たな出土品、発掘したのは2週間ほど前なのですが書こう書こうと思って忘れていました。
黒い3ボタンのマウスです。最近は少なくなってしまいました。
結構重たいです。
裏返すと......
これまた最近は珍しくなったボール式です。ボールは表面がコーティングされているとはいえ中身は鉄球なので重いのも当然です。
ここでは主にUNIX系のOSを動作させることを想定したコンピュータのことです。
本体だけではなくパーツ類や周辺機器も含みます。
久しぶりの新たな出土品、発掘したのは2週間ほど前なのですが書こう書こうと思って忘れていました。
黒い3ボタンのマウスです。最近は少なくなってしまいました。
結構重たいです。
裏返すと......
これまた最近は珍しくなったボール式です。ボールは表面がコーティングされているとはいえ中身は鉄球なので重いのも当然です。
こんなマウスパッドが出てきました。
保管状態があまり良くなかったのでキズが結構あります。
こうして全体を見ると単なる黒っぽい光沢のあるマウスパッドでしかありません。
が、拡大してみると...
一部を拡大してみると格子模様が印刷されているのがわかります。
カセットテープはオーディオ用をそのまま使ったものでしたが、今回取り上げるのはコンピュータ用に作られたものです。
1/2インチのものは映画等に出てくる「いかにもコンピュータ」といった感じの奴です。これを個人で使っている人はあまりいないと思いますね。
記録密度は800bpi(Bit per Inch), 1600bpi, 6250bpiのいずれかで、9トラック、テープ長は2400ftというのが標準でした。今では記録密度もトラック数も増えています。
QIC(Quarter Inch Cartridge)は名前の通り1/4インチ幅のテープを使うもので、ドライブ, テープのような形態です。容量は20MB~1GB程度です。
UNIXワークステーション用のソフトウェアのインストールメディアとしても使われました。
32ビット以上になるとRISC (Reduced Instruction Set Computer)と呼ばれる命令セットを持つプロセッサが出てきます。
従来のプロセッサとはソフトウェアの互換性が無いのでPC・パソコンの世界ではあまり使われませんでしたが、UNIXワークステーション等の世界では普及しました。「パーソナル」の趣旨から少し外れますが、リースバック品等を入手して個人で動かしていた人もそれなりにいましたので簡単に触れることにします。
IBMのPowerPCは一時期Apple Macintoshに使用されていました。またPlayStation3のCELLにも汎用プロセッサコアとして入っていました。
SPARCはSun Microsystemsや富士通のワークステーション・サーバに使用されました。一時期Sunワークステーションのジャンクや中古が用意に入手可能だったので自宅で動かしていた人もいました。(私もです)
MIPSはR3000, R4700といったモデル名で呼ばれることが多いです。RISCの中では広く用いられた部類だと思います。
今回はExabyte EXB-8505を開けて中を覗いてみました。
カバーを外して上面から見たところです。
中央に見える傾いた円筒は回転ヘッド、ヘリカルスキャンの心臓部です。
基板は奥に1枚、その手前メカとの間に1枚、左側にも1枚見えています。
下面側です。
EXB-8200の後継機で、記憶容量も増え厚さも半分になったEXB-8505シリーズです。
左がEXB-8505、非圧縮で5GBの容量があります。容量はEXB-8200の倍になっており、圧縮を有効にすれば約10GBほどになります。
右は富士通 X5634AFに入っていたEXB-8505XLS、こちらは長い160XLテープに対応して非圧縮7GBの容量になります。
両者は外見上ほとんど違いがありません。テープが長くなるということは(カセットサイズは共通なので)テープが薄くなるということですから、おそらくはメカデッキに違いがあるのでしょう。