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B55U-BMN


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前回に引き続き今回も神田装備さんで購入したCバスのボードになります。


シルクのB55U-BMNが型番でしょうか。

「55」という番号・コネクタ・WD33C93Aから察するにPC-9801-55互換のSCSIボードと思われます。

それではいつものように搭載部品を見ていきましょう。


WD33C93A-PLがもちろんメインのSCSIコントローラ、驚いたことに以前単体で取り上げたものと「2355421」↔「2340011」のところ以外デートコードまで一緒です。

隣は沖のMSM51257AL-12、32k×8bitのSRAMです。バッファメモリか何かでしょうか。

中央の144ピンQFP IBL9142はCバスとのブリッジでしょうか、SRAMのコントローラも兼ねているかもしれません。検索すると異なるSCSIボードでも使われているようなので汎用とは言わないまでも外販していたのかボードごとOEMの可能性もあります。外付けハードディスクのメーカが独自にSCSIボードを用意することも多かった時代でした。

Am27C256-150DCとM27C256B-15FIはBIOS ROM、上位と下位で異なるものが混在して使われているのが面白いですね。

オシレータとスイッチの間にはHA17555が見えます。工作の定番555の日立製のもの、昔は日本のメーカどこもこういう基本的なものも作っていました。

左上に付いている白いパーツは、確か本体側のスイッチを押してスロットの動作を切り替えるためだったような。80286で追加されたアドレスに関するものだったようなという記憶ですが合っているかな。


これも四角いランドでした。ランド間に配線通しやすくするためだと思いますが、円のまま小さくするより面積大きくなるからかな。

そういえばこのボードのメーカ名どこにも書いていないですね。検索してみてもオークションサイトばかり...

参考文献・関連図書: 
MSM51257ALデータシート, OKI semiconductor.
HA17555 Series データシート, Hitachi.
関連項目: 

Comments

情報ありがとうございます。
そういえば昔のスキャナはSCSI接続の多かったですね。

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