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YD-380 と MF504C


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先日の3.5インチFDD YD-686Cに続き、5.25インチFDDも出てきました。

YD-380 正面
Y-E DATA製のYD-380、5.25インチの2DD/2HD両用のドライブです。

ディスケットはラベル面を上にして挿入します。5.25インチや8インチは3.5インチと違って裏返しでも入ってしまいます、もちろんインデックスホールが検出できないのでアクセスはできません。

おそらくFD1165AYD-686Cと一緒に動かしていたドライブはこれだと思います。データセパレータは内蔵していないのでデータセパレータ回路基板も必要でした。

YD-380 背面
背面のラベルからは型番が「YD-380 1710」とわかります。1984年製ということはもう30年以上前のものということですね。
左側にも何かラベルを剥がしたような痕があります。

YD-380 上面
左上にはライトプロテクトのシールを検知するホトインタラプタが、左下にはアクセスランプのLEDが見えます。

基板右端のジャンパピンを見るとDS2になっています。
当初、PC-8001mk2とともに使っていたときはDS1だったはずなので、後にPC-286NOTE FPC-386NOTE Aに使っていたときの設定と思われます。

YD-380 下面
下面右側はスピンドルモータと制御基板、右上のダイキャストの穴の中にあるのはライトプロテクトのセンサです。
左上はヘッドロードのソレノイド、左下はヘッド移動用のステッピングモータですね。モータの向きから考えて金属バンドを軸に巻き取るタイプと思います。

MF504C
これは三菱製のMF504C、これも5.25インチの2DD/2HD両用のドライブです。やはりデータセパレータは無しです。

左手前のライトプロテクトのセンサ、右のアクセスランプLED、どちらも小基板になっています。
メインの基板は小さくまとまっていて、ヘッドのところがよく見えます。両側ともに四角い板金のシールドが施されていますね。

MF504C 下面
下面はさらにシンプルでスピンドルモータくらいしか見えません。

MF504C 背面
これはコネクタのある背面部、信号・電源ともコネクタは一般的なものですね。
電源コネクタの下に見える円筒形のものはヘッド移動用のステッピングモータです。上のYD-380とは軸の向きが異なっていますが、おそらくはスクリュー式なのだと思います。

MF504C ラベル
正式型番はMF504C-375Uです。1988年9月製造ということでこれも上とほぼ変わらない時代のものです。

奥に螺旋の切られた軸が見えますが、この軸が回転することでヘッドが左右に移動する仕組みです。

こっちのドライブは何に使っていたのか思い出せません。予備だったのか、必要に迫られて5.25インチ×2にしたことがあったのか、あるいはどちらかが壊れて買い換えたのか、どうだったのでしょう?


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