8255 PPI
各社の8255 PPI (Programmable Peripheral Interface)です。
まずはIntelオリジナルのP8255A-5です。あまり見かけないので見つけたとき思わず買ってしまいました。
マーキングが読みにくいですね。現物でも光の角度を変えて見やすい向きを探さないといけません。
下のほうが読みにくかったので角度を変えて撮影したものも載せておきます。
自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は
など様ざまです。
特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。
各社の8255 PPI (Programmable Peripheral Interface)です。
まずはIntelオリジナルのP8255A-5です。あまり見かけないので見つけたとき思わず買ってしまいました。
マーキングが読みにくいですね。現物でも光の角度を変えて見やすい向きを探さないといけません。
下のほうが読みにくかったので角度を変えて撮影したものも載せておきます。
少し間があいてしまいましたが、分解した感じでは特に異常なさそうだったので電源を入れてみました。
電池パックの基板が他と共有する設計になっているということは、オプションのNiCdパックも同じ構成の可能性が高いです。なら電圧は6V ⇒ 4.8Vと下がってしまいますが、NiMHでも動くかもしれません。ということでEneloopを入れてみました。充電はできないはずですが、どうせACアダプタはないので関係ありません。
先日のPC-8201を分解してみました。
これは電池パックを開けたところ、ここまでは工具は不要、というか電池交換のため誰でも開けるところですね。
電池は単3形が4本で6V、100mA程度なら確かに乾電池でもOKです。
上に見えている基板はコネクタを支えて端子と接続しているだけです。ですが何やら抵抗を付けるパターンとかもあります。たしかオプションでNiCd電池パックも商品化されていたと思うので、それと共通なのかもしれません。二次電池の場合は充電の必要がありますので、抵抗は充電電流の制限用か本体側で充電制御を行うための電池種類の識別用なのでしょう。
Zilog製のZ85230 ESCC(Enhanced Serial Communications Controller)です。
Z8523010VSC、10MHz版のPLCCパッケージ品です。他に同機能でアドレス・データがマルチプレクスバスになったZ80230というのもあります。
Z80 SIOはもともと高機能なシリアル通信の石でしたが、それを拡張してZ80への依存をなくしたのがZ8030/8530でした。これをさらに改良したのが今回取り上げたZ80230/85230というわけです。ちなみに間にZ80130/85130というのもあったようなのですが、私は見たことはありません。
NECのハンドヘルドコンピュータPC-8201がでてきました。
私が中学生になった(1983年)頃の機種です。近所に住んでいた知人(小学校の同級生)が購入していたので何度か触らせてもらったのですが、PC-8201というネーミングとは裏腹にPC-8001/PC-8801シリーズとの互換性はほとんどありませんでした。BASICレベルで何とか、ちょっとでもグラフィック使っていたらアウトと言うレベルです。
懐かしいVL(VESA Local)バスのビデオカードを見つけました。
前に紹介したISA ET-4000の後継となるものです。
VL Busは主にビデオカードでの使用を想定したバスで、ISA Busを拡張する形になります。カードエッジもISAに更に追加する形となるのでカードが非常に長いのが特徴です。追加された部分はISA部分よりピッチは狭くなっています。
スロットを複数備えたマザーボードがかなりあったこと、ビデオを念頭に置きつつも単なる高速バスであること、からビデオカード以外にも使用されました。私もどこかにSCSIカードを持っていたはずです。この辺りがビデオ専用だったAGPとは異なる点ですね。
これはZilogのZ80 CTC (Counter/Timer Circuit)です。
左下がZilogオリジナルのZ8430BPS Z80B CTCです。Z80Bなので6MHz品ですね。
右上はシャープのLH0082A、4Mhz品になります。右下は同じくLH0082Bで6MHz品です。
NEC製の擬似SRAM(NECではXRAMと呼ぶらしいです)のμPD4168C-20です。
「-20」だけ印刷の感じが違っています。もしかして完成後に選別していたのかもしれませんね。
これはアクセスタイム(#CEからの)が200nsのものです。
擬似SRAMというのは大容量化に有利なDRAMの特徴と、制御が容易なSRAMの特徴を併せ持つメモリデバイスです。メモリセルはDRAMで、コントローラを内蔵することにより外部からはSRAMのように見えるという構造です。SRAMに見えるといってもリフレッシュは必要で、そのままSRAMを置き換えることは出来ません。
今回はナショセミのDP8390、ネットワークコントローラです。
これがDP8390CNです。ずいぶんと細長い感じがしますが、それもそのはずで48ピンDIPという巾600milのDIPではおそらく最大級のパッケージに入っています。48ピンより上の64ピンDIPは普通は巾900milで、巾600milというのはデータシートで見たことはありますが実物を見た記憶はありませんね。
何でこんなにピン数が多いのかといえば送受信バッファのRAMを外付けするためで、集積度の上がった現在ならRAMは内蔵できこんなピン数は不要なはずです。
EPSON製のPC-9801互換機を購入すると付いてきたものです。
NEC製のパソコンPC-9801シリーズは一時期日本で絶大なシェアを誇っていました。それに便乗しようとEPSONは互換機を発売したわけですが、当然NECとしては面白くありません。そこで自社のソフトウェアに互換機かどうか判別して動作させなくする細工を施しました。
それに対しEPSONは互換機チェックを無効化するパッチを作成し、パッチをあてるツールとしてこのソフトウェア・インストレーション・プログラム(略してSIP)をパソコン本体に付属させたのです。
これはEPSON PC-286NOTE FかEPSON PC-386NOTE Aのどちらかに付属のものです。