出土品

自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は

  • 物心つく前から家にあったもの
  • 旬な時期に入手して使っていたもの
  • 旬な時期に入手したものの、死蔵していたもの
  • 旬を過ぎてから入手したもの

など様ざまです。

特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。

BNCコネクタのVGAケーブル

2016-09-12 18:48 — asano

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これもVGAケーブルです。モニタが液晶になって出番がなくなりました。


左のコネクタはPC側で、普通のDE-15 (3列15ピン)コネクタです。
右側はモニタ側でBNCコネクタです。これは無線機のアンテナや測定器などにも使われるコネクタで、特性はよいのですが信号1本(とGND)しか通せないので数が必要になります。輝度信号は赤がR、緑がG、青がBとそのままですね。同期信号は灰にHSYNC、黒にVSYNCが出ています。信号はこれだけなのでDDCは使えません。

昔のモニタは背面にこのBNCコネクタが並んでいるのが多かったですね。コネクタはすべて同じものなので気をつけないと対応が間違って色がおかしかったり同期が取れなかったりします。もちろん正しく写らないだけで壊れたりはしません。

Z80 SIO/DART

2016-09-09 17:30 — asano

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今回はZ80ファミリのSIO兄弟を取り上げます。


一番手はZ80 SIO/0です。
左はシャープ製のLH0084B (6MHz)とLH0084A (4MHz)です。
右はSGS製のもの。これは前に紹介したMAA-1に使用していたものを一時外して並べて撮影しました。


お次はやはりシャープ製のLH0085、Z80 SIO/1相当のもので珍しく2.5MHz品です。

ASUS P/I-P65UP5

2016-09-08 23:24 — asano

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PCのマザーボードですが、ちょっと珍しいものが出てきました。


これがそのマザーボード、P/I-P65UP5です。
当然あるはずのあるものが見当たりません。何だかわかりますか?

電源コネクタ?
これは古いAT規格のボードなので現在のATX電源とは形状が異なりますが、ちゃんと電源コネクタはあります。

リアパネルのコネクタ?
ATではマザーボードに載っていてリアパネルに出すコネクタはキーボードのDIN 5ピンのコネクタだけです。
写真左上の黒いのがそうです。

正解は...

CPUソケットが無いんです。直接実装済みというわけでもありません。

8279 Programmable Keyboard/Display Interface

2016-09-06 23:50 — asano

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今回は80系のちょっと珍しいペリフェラル、8279です。


まずは東芝製のTMP8279P-5、1983年製でしょうか。Toshibaロゴが古いですね。
これは鈴商で8255の山の中に混じっていたように記憶しています。


これは日本電気製のμPD8279C-2、こちらは1984年製のものです。
どこで買ったのか記憶に無いのですが、スティックに2個入った状態で出てきました。一時期使いかけのスティックを買い漁っていたことがあるのでその時のものでしょう。

コインセレクタ

2016-09-05 20:38 — asano

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大昔のコインセレクタが出てきました。


100円玉専用で、他のコイン等の違うものを入れるとそのまま下から出てくるか、途中で引っかかります。引っかかったらレバーを回せば下から戻ってきます。

アーケードゲーム用でしょうか。


左側から見たところ、電気的・電子的なものは何もありません。
右のほうの丸い溝があるあたりは直径と重さを見ているんでしょうか。
ラベルの下のところには磁石があって、鉄板等はここに張り付いて先に行かないようになっています。
レバーを回すとこの部分が開いて引っかかったものを下に落とすようになっています

VME Bus MC68010ボード

2016-09-07 17:12 — asano

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正体不明のVME BusのMC68010ボードが出てきました。


メーカ・型番などが一切不明です。CPU-1E/4もそうでしたが、隙間無く部品が並べられていますね。


パネル面のコネクタはすべてリボンケーブル用と割り切っています。コネクタについている白いパーツは逆挿し防止用キーの穴をふさぐためのものです。
左端はSCSI、8ビットの50ピンです。
隣のFMS1234と書いてある角穴はLEDによる何かのインジケータのようです。
次のFPIは何だかよくわかりません。
右端はシリアル、34ピンということは2チャンネル分と言うことでしょうか。

SPARC CPU-1E/4

2016-09-03 11:17 — asano

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ジャンクで入手したSparcの載ったボードです。


調べてみたところForce Computers製の「CPU-1E/4」というボードで、SunのSparc Station 1の互換ボードらしいです。
バスはPC等では馴染みの無いVME Busというもの、産業用などによく使われていたものです。信頼性重視でカードエッジコネクタではなくしっかりしたコネクタが付いています。写真奥の2つの白っぽいのがそれですね。