ISA シリアル・パラレルカード (2S2P)
今ではPCのマザーボードからシリアルやパラレルのポートは外されてきていますが、大昔も非搭載でした。USBなど影も形も無い時代にどうしていたかというと、これらのインターフェイスは拡張カードを挿すのが当然でした。
私がPCを組み立て始めた1990年代初めはFDD・HDD(IDE)・シリアル・パラレルの各インターフェイスを1枚にしたマルチI/Oカードが主流でした。これはシリアル・パラレルのみの、それもシリアル×2+パラレル×1という構成が多い中でシリアル×2+パラレル×2という珍しいものです。この構成を「2S2P」などと略していました。