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ADBマウス2種類


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一時仕事でMacintosh用のソフトやっていたこともあり家にもPower Macintosh 7100を持っていたのですが、以下で紹介するのはそれで使っていたものではなくジャンク屋で入手したものです。

角マウス
俗に「角マウス」と呼ばれるApple Desktop Bus™ Mouseです。後述する「II」の発売後もこちらの方が使いやすいとして使い続ける人もいましたね。

そういえば何年か前にこれそっくりなマウスを作ったショップがありました。さすがにもうADB接続で使う人はいないだろうということでワイヤレスになったようですが。

角マウス 底
滑りをよくするシートが(糊が溶けてきたのか)ズレてしまっています。製造からかなり経っていますのでしょうがないところです。

ADB mouse II
これは2代目、Apple Desktop Bus Mouse IIです。

私がMacintosh初めて使った時のマウスはこれです。後に角マウスも使いました(職場の先輩が使ってみろと私物を貸してくれたのです)が、慣れの問題でしょうか先に使った「II」の方が私には使いやすいと感じました。

ADB mouse II 底
「II」の底にはネジの頭が見当たらないですね。ツメだけで固定しているのか、シールの裏にネジが隠されているのか。

どちらのマウスもその名前が示すとおり、インターフェイスはADB (Apple Desktop Bus)です。マウスのほか、キーボードやタブレットに使われていました。変わったところではソフトウェアのプロテクトのためのドングルにも使われていましたね。

ネジが見えていて開けやすそうな角マウスの方を分解してみました。
角マウスを開けてみた
基板にも唯一のICにも「LOGITECH」の名前が入っているところを見ると、OEM供給を受けていたのだと思われます。

時代のせいかマウスにしては部品点数が多めです。しかも表面実装ではないので上半分はギッシリという感じです。


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