デバイス撮影法(舞台編)
デバイスの撮影法、第2回目は背景やカメラ配置などの舞台編です。
デバイス撮影の背景は原則として導電マットを用いています。現実的に問題ないとはいえやはり静電対策されたものを使いたいですし、導電スポンジや金属では撮影がしにくいですから。
デバイスの撮影法、第2回目は背景やカメラ配置などの舞台編です。
デバイス撮影の背景は原則として導電マットを用いています。現実的に問題ないとはいえやはり静電対策されたものを使いたいですし、導電スポンジや金属では撮影がしにくいですから。
これまでデバイスの写真をたくさん掲載してきましたが、その撮影について何回かに分けて書いてみようと思います。
第1回目は被写体(デバイス)の清掃編です。
最初の頃はそのままか軽く口で吹く程度で撮影していたのですが... なにしろ古いものが多いですから埃まみれになっていることが多く、またUV-EPROMでは古いラベルを剥がした糊が残っていることもあります。
今まで以下のような方法を試してきました。
光工事のおかげで発見したシリーズの最後はこれです。
左がコレガのCG-WLCB54GL、右はその後継のCG-WLCB54GL2です。
どちらもCardBus(PCIをベースにしたPCカード)スロットに挿す無線LANカードで、IEEE802.11b/g対応です。型番の「54」は802.11gの最大54Mbpsから来ているんでしょう。
今ではノートPCに無線LANがあるのは当たり前ですが、これらのカードが出た頃はまだオプションだったりしました。未対応の場合はもちろん、対応していてもより新しい(速い)規格を使うためにこのようなカードが使われていました。
上部の黒い部分はアンテナで、スロットから出っ張ることになります。本体部分は金属ケースになっていますがここは電波を通すために樹脂製です。
普段は開けない収納などを開けたのでこれまで忘れていたものなどもいろいろ発見されています。
これは海外旅行用のトランスです。
PC関係も、シェーバーなどの日用品も、100~240V対応のものが増えたのでこんなものを持っていくことも少なくなりました。
何でこれ持っているんだろう?
そういえばFS808TP V1を出張に持っていた時にトランスを携行した記憶がありますが、出張なら経費で買っただろうからうちにあるはずないし、それとも手続き面倒で個人的に買っちゃったのかなぁ。
これ重量がかなりあり、インバータ式ではなく昔ながらの巻線式トランスだと思われます。
これも片付け中に発見したものです。
9N00がメーカー独自のハウスナンバー、7400はもちろんSN7400のことでQuad 2-Input NAND Gateです。
メーカー名もロゴも全くないのは珍しいですね。
モールドの形状(特に左側に深いくぼみがある)の特徴がナショセミのMM74C00に似ているなぁと思いながらTwitterに上げたところ、あっという間に「9N00ならFairchildですね。」と回答いただきました。イカビク@RCAVictorCoさん、ありがとうございました。
これハウスナンバーにしても下2桁は合わせてありますし、「7400」も併記されているので親切ではありますね。
ADSLモデムはもう使うことも無いのでいつものように中を見てみることにします。
底面のネジ2本を外すと2枚貝のようにケースが開きます。基板はその間に挟まっているだけでした。
上の方にある3つのシールドが気になりますね。左上隅にLINEコネクタ、隣の水色のはアレスタです。2つあるタムラのトランスは送信用と受信用でしょうか。位置的にシールドは送受信回路の一部のように思えます。この基板は壊しても構わないのですが、これ開けるのは大変だろうなぁ。
光開通によってお役御免になったADSLモデムです。
目の前にあったのですが後述するあんまりな電源の構成のせいで引っ張り出すのにてこずってしまいました。
ADSL 8Mのモデムです。レンタルではなく買取にしていたので手元に残りました。
古いメールを探したところADSLの開通日は2002年9月11日でしたので20年使ったことになりますね。その間に故障などありませんでしたので買い取った元は十分取れました。
なんか上側が変色しています。陽の当たる場所には置いていませんでしたが、蛍光灯でも灼けることはありますし、内部の発熱が原因かもしれませんね。
工事のために部屋の一部を片付けて、せっかくなので残りの部分も少しづつ整理していたら、懐かしいものを見つけてしまいました。
アメリカにいた頃に買ってもらったジグソーパズル、捨てた覚えはなかったんだけどずっと行方不明。それが偶然発見されました。
これアメリカの地図なんですが...
外周部分は一般的なジグソーパズルっぽい凹凸になっていますが...
今回取り上げるのは先日の光化でお迎えしたONUです。
事情により「ひかり電話」は導入しなかったので単体のONUが来ました。
嫌いではないですが、これまでのADSLモデムと比べてもシンプルなデザインですね。
UNIはイーサネット側が接続されていると点灯し、送受信中に点滅します。ADSLの時はLANとDATAに分かれていたのが一緒になったみたいです。よくわからないのが光回線と認証、物理的な接続と論理的な接続とでも考えておけばいいのでしょうか? 困りはしませんがちょっと気持ち悪い。
コネクタのカバーを開けてみました。