5インチMOドライブのコントローラ基板
昨日の「SONY NWP-539N 5インチMOドライブ」の続きです。
記事を書いた後ネットを見ていたらコントローラ基板とドライブの間はいわゆるST-506ではなく、改良版のESDIのようです。
これがコントローラ基板(CCN-1)の表面、昨日の写真でわかるとおり外形サイズは5インチのドライブとほぼ同じです。
自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は
など様ざまです。
特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。
昨日の「SONY NWP-539N 5インチMOドライブ」の続きです。
記事を書いた後ネットを見ていたらコントローラ基板とドライブの間はいわゆるST-506ではなく、改良版のESDIのようです。
これがコントローラ基板(CCN-1)の表面、昨日の写真でわかるとおり外形サイズは5インチのドライブとほぼ同じです。
今回は業務用以外ではあまり普及しなかった5インチのMOドライブを取り上げてみます。
これはSONY製のNWP-539Nです。型番からNEWSネットワークステーション用の周辺機器として発売されていたものでしょう。
容量は片面297MBで、必要に応じて裏返して挿入することができます。つまり1枚あたりの容量は594MBですが、同時に使えるのは半分ということになります。昔のレコードやカセットテープ(オートリバース無し)のようなものですね。
以前仕事で同種のドライブをMacintoshで使用していたことがあります。主にバックアップ目的でしたので困りはしませんでしたが、アクセス(特に書き込み)が遅かった印象があります。
ちなみに写真のモノは後にジャンク屋で入手したものです。
DRAMはいろいろ面倒であまり買わなかったのですが、この64k×4bit品だけはたくさんあります。
これらはTI製のTMS4464、100ns品と120ns品です。キズだらけなのは外し品だからでしょうか。
64k×4ということはこの写真の2個で一般的な8ビットCPUのメモリ空間を埋めることができるんですよね。
これもTM4464ですが、「-15NL」と150ns品です。1985年製のようですから30年以上前のものということになります。
ヤマハのV9958です。E-VDP-IIとも呼ばれています。
このV9958はMSX2+に用いられたVDP (Video Display Processor)です。MSXに使用されたTIのTMS9918、MSX2に使われたヤマハのV9938に続くディスプレイ制御ICになります。
TMS9918は家庭用テレビに表示するための最小限のモノ、スプライト機能等がありますからゲームを志向していたのは間違いないでしょう。
V9938ではRGB出力やカラーバスが追加され、専用ディスプレイも視野に入ってきています。また簡単なものではありますが一種のアクセラレータ的な機能も付加されています。
V9958では部分的な改良にとどまっている印象です。テクニカルデータブックも差分しか書いていないというやる気の無さです。あとコンポジットビデオ出力やライトペンの機能が削除されてしまいました。
これは以前、とある場所で入手した蛍光灯用の電子安定器です。かなり特殊なものですよ。
これが外観、仕様やら結線がいろいろ書かれていて、特殊なものであることがわかります。
今回は古いマイクロプロセッサ、モトローラのMC6802です。
モトローラが1970年代中頃にMC6800というプロセッサを発売しました。インテルの8080発売直後のことです。
これは特殊な2相クロックを供給する必要があったり使いにくいところがあったので、数年後クロックジェネレータを内蔵したMC6802が発売されました。写真のデバイスは1989年製と思われ、末期のものと思われます。
ホストアダプタでもターゲットデバイスでもない変わったSCSI機器が出てきました。
これがそのParalan製のSIR-S8、SCSIの中継器です。SCSIはその転送速度によって最大ケーブル長が1.5m~6m(シングルエンドの場合)に制限されています。せっかくホストを含めて8台または16台(ワイドの場合)接続できることになっていても、実際はこの最大ケーブル長によって接続台数が制限されてしまいます。そこでバスの途中にこの中継器を入れることでバスを2つに分け、ケーブル長による制限を緩和させるのです。
どちらが前面かよくわかりませんが、ここでは仮にLEDのついている側を「前面」、電源コードの生えている側を「背面」と呼ぶことにします。
今日は64kのSRAMです。
これは日立製のHM6264BLPI-10です。マーキングが非常に読みにくい上にかなり省略されていますが、日立のデータシート等と対照すると他に該当がないので多分あっています。
懐かしいシャープペンシル、コクヨのPS-1が見つかりました。中学生のころ愛用していたものです。
このシャープペンシル、芯の出し方がちょっと変わっています。
普通は上部をノックするわけですがそうではありません。
横にスライダーがついているものもありますが、それでもありません。
振ると出るわけでもありません。
芯を入れるために上半分を外してみました。
写真右の突起部分がキャップになっていて、外せば芯を入れることができます。
以前、同じくシャープ製のLX-3210を紹介しましたが、今回のLX-3400は資料も一部残っており動作確認できるかもしれません。
LX-3400はLX-3210よりひと回り大きくなっています。やはり電池とスイッチを接続するだけで時計として動作します。
主な機能は以下のようになります。