2020-04-18 23:11 — asano
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何年も前に入手したままになっていたTMS9995、やはり動かしてナンボだと思うのでEMILY Boardで動かしてみることにしました。
EMILY Board用のCPUボードはいつも似たようなものになります。
これ、自然とそうなるというだけではなく、敢えてそうしている面もあります。EEPROMとオシレータとかどのボードにもある部分はなるべく共通にして機械的に作業できるようにしています。このボードにはありませんがアドレスラッチなども同様です。
CPUは最初に入手していた方を使いました。下に10kΩの抵抗器が見えますが、CPUの下ソケットの内側にも多数並べています。
オシレータはいつものSG-8002DCで、周波数は12MHzに設定してあります。これでCPUクロックは6MHzになります。
その左の空き8ピンはEEPROMの24C64用のものです。
16ピンの空きソケットはアドレスデコーダとして74LS138か74LS139でもと思っていますが、まだ電源しか配線されていません。
これが裏側。
上にも書いたとおり16ピンソケットは対角の電源のみ、EEPROM用の8ピンは電源とアドレス設定ピンのみ配線されているのがわかります。
青がデータバス、緑がアドレスバス、橙が制御線、黄がクロックです。この色使いは最近製作するものでは共通です。ちょっと失敗したと思うのは制御線を最後にしたことですね。機械的に配線できるデータ・アドレスから結線したのですが、距離の長い制御線を先に配線して下に埋めたほうが浮き上がったりしなくて良かったはずです。
制御線はグルーロジック一切不要でした。
- RESET ⇐ RESET
- MEMEN ⇒ CS0
- DBIN ⇒ RD
- WE/CRUCLK ⇒ WR
MEMENのところにデコーダを入れればEMILY Board 8+対応も容易です。
現時点でEMILY Board経由でのメッセージ出力(いわゆるhello, world相当)まで動作確認できており、続いてモニタの移植中です。基本部分が動くようになったらソフトウェア編として書こうと思います。
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