2017-03-14 22:17 — asano
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私が子供のころに使っていたテスターです。
SOARの3125、おそらくは値段で選んだのではないかと思います。
測定対象は電圧・電流・抵抗とテスターとしては基本的なものです。ダイオードの記号はたしか順方向電圧の測定だったか、あまり使わない機能でした。レンジの切替は自動で、ボタンで固定することもできたはずです。
「10A」端子が独立しているのは一般的ですが、「V」も別になっていますね。
ラベルの型番は消えてしまっていました。シリアルも一部が消えてしまっています。
電池は単3(AA)が2本です。「R6」というのも何かの規格で単3型のマンガン乾電池を表す記号ですね。
「F0.2A 250V FAST」というのは使われているヒューズの規格、交換の可能性があるので明記されています。「FAST」は速断ヒューズのこと。
上部のスライド式のフタの中には電池の他、ヒューズも交換できるようになっています。ラベルの上の丸穴はブザー、下の穴のネジを外せば開けられますが上端にツメがあるので要注意(開けるときに片方のツメを壊してしまいました)。
開けたところ、シールドのためか内側に金属箔が貼ってありました。中央にはブザーも見えています。
右側、基板の方はC,R類ばかりが並んでいます。中央の丸いのはロータリースイッチ、他のスイッチ類は裏側に実装されています。
下のほうに「コ」の字のようなものは10Aレンジ用の抵抗ですね。この両端の電圧を測ることで電流がわかります。10Aも流す抵抗なので通常の部品が使えずにこのようなモノになっています。端子が別になっているのもこの電流をスイッチで切り替えるのが難しいためです。
裏面上部にはLCD、その下にはコントローラICが45°の向きで配置されています。
左のスライドスイッチは電源On/Offだけのはずですが、意外にピン数が多いですね。
ロータリースイッチの部分には未使用のパターンがあります。もう少し機能の多い(接点の多い)機種と共通の基板だったのかもしれませんね。
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