2017-05-17 21:01 — asano
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昔、海外出張中に現地で調達した電源コンセントの変換アダプタです。
複雑な穴があるのはさまざまなタイプのプラグを挿せるようにするため、これで以下が挿せるはずです。実際に使ったのは日本のプラグだけですが。
- 日本やアメリカの平行なタイプ
- ヨーロッパに多い丸棒が2つのタイプ
- オーストラリアなどのハの字のタイプ
よくあるプラグでこれに挿せないのはイギリスの角棒が3つのタイプくらいでしょうか。
こうしてみると日本のプラグというのは非常にコンパクトにまとまっていますよね。
海外でテーブルタップを借りるとこんなのがずらっと並んだ巨大なものを渡されたりしますからね。
穴の奥に見えるピンク色のものはシャッターでプラグを挿し込むと横にスライドして開くようになっています。結構固いので最初は壊れているのかと思うほどです。
裏側はこうなっています。そう、これはイギリス用のものです。
一番奥の長い端子がアース、これはアースの接続以外にもソケットに付けられたシャッターを開く機能も持っています。日本のシャッターは小さい子供のいたずら防止のための特殊装備ですが、あちらでは必須だったはず。
手前の2本は根元が黒くなっていますが、この部分は絶縁されています。半挿し状態での感電防止が目的ですが、トラッキング火災の対策にもなっていますね。
手前のピンクの部分にはヒューズが入っています。
マイナスのドライバで抉るとヒューズが出てきます。13Aのヒューズが入っていました。ガラス管ではなくセラミックでしょうか不透明な材質です。
イギリスでは一般の電源コードにもこのヒューズが入っていてコードに過電流が流れないようになっています。
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