2017-07-06 20:58 — asano
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自作のDC-DCコンバータが出てきましたが、何のためのものかまったく憶えていません。
これがそのDC-DCコンバータです。載っている部品は電解コンデンサ・TL496CP・コイルのみです。
部品構成からしてスイッチング方式なのは間違いないでしょう。コンデンサは出力の平滑用ですね。
電圧設定用の抵抗が無いところをみるとIC内部で電圧設定が固定されているはずです。スイッチング素子もダイオードも内蔵ですね。
ということでTL496のデータシートを見てみると、予想通り出力は9V固定でした。想像と違っていたのはシリーズレギュレータも内蔵していたことですね。どうやら以下の機能を持っているようです。
- AC入力(もちろん外部に降圧トランスは必要)を整流・安定化して9Vを出力する
- DC入力(電池を想定)を昇圧して9Vを出力する
- AC入力で電池を充電する
これはその内の2.の機能のみを利用しているわけですね。
用途が気になるところですが、入出力のコードはチョン切られているので先のコネクタから予想することもできません。
裏を見ても単純そのものです。
右側に2本ある太い線はコイルの足です。巻き線そのものなのでこんなに太いのです。
ところで「DC-DCコンバータ」を話し言葉で使うとき何て略しますか?
私は以前は「デコデコ」でしたが、職場の人はみな「デーデーコン」と呼んでいたので20年の間にこちらを自然に思うようになってしまいました。
参考文献・関連図書:
TL496C,TL496Yデータシート, Texas Instruments.
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