ネクタイピン
父の書斎からこんなネクタイピンが出てきました。
ICチップの入ったネクタイピン、子供のころ見せられた記憶があります。
ただいつ頃だったかの記憶があいまいなんですよね。1980年代の初めごろかなぁ。
裏側にはNECの旧ロゴがありました。
ロゴが切り替わったのは1992年なので時期の特定にはあまり役立ちません。
半導体に限らずあちこちの工場に見学に行っていたようなので、その際に記念品としてもらったものではないかと思います。
父の書斎からこんなネクタイピンが出てきました。
ICチップの入ったネクタイピン、子供のころ見せられた記憶があります。
ただいつ頃だったかの記憶があいまいなんですよね。1980年代の初めごろかなぁ。
裏側にはNECの旧ロゴがありました。
ロゴが切り替わったのは1992年なので時期の特定にはあまり役立ちません。
半導体に限らずあちこちの工場に見学に行っていたようなので、その際に記念品としてもらったものではないかと思います。
Z8S180 SL1960の最後で判別する方法を探すと書きましたが、とても簡単でした。
1992年の"Volume I Databook"にはZ80180とZ8S180の違いの記載があり、まだ新版が出るはるか前なので、Z80180(HD64180Z)とZ8S180 SL1960の相違点がわかります。
一方テクニカルノートTN005301-0506にはSL1960と新Z8S180の相違点が載っています。
この2つを参考にSL1960の判定を追加してみました。以下のコードはOMCRによってZ80180以降と判定されたところからです。
N8X350は前にも取り上げましたが、別ルートから入手したものもありました。
以前取り上げたものは1989年製のプラスチックパッケージのものでしたが、これはもっと古い1980年製のCERDIP品のN8X350Fです。
なんかスタンプしたみたいなマーキングですね。しかもインクを付けすぎたように広がってしまっています。
裏面にも型番のマーキングありました。「-T4PC」は何の意味でしょう?
Z8S180の最後で触れたSL1960、手に入らないだろうと思っていましたが、なんと入手できました。
Z8S18020VSGのSL1960リビジョンと呼ばれるものです。
これが初期のZ8S180でしたが、Zilogは1997年に改良版をリリースしました。
これだけなら旧版は製造終了になるはずでしたが、新版にはエラッタが見つかりしかも回避困難な場合があることがわかりました。そこで旧版も並行して生産し続け「SL1960」を付けて区別したということのようです。
新旧どちらもZ8S180なのでややこしいことになっています。
デートコードが9818より前までは単にZ8S180とあれば旧版で、新しいものにはSL1919と付けていました。9818以降は新しいものは単にZ8S180で、旧版にはSL1960と付けることになりました。
前にNECと東芝の8755を取り上げましたが、インテルのものも買ってあったのを忘れていました。
D8755A-9、手持ちのデータシートでは8755Aと8755A-2はあるのですが「-9」は記載がなく詳細不明です。検索すると「C8755A-8」「D8755A-9」などは散見されるのですが、データシートなどの資料は見つかりませんでした。
外見が8087に似ていてちょっと疑わしい気もします。
忘れていましたがSuperH版とH8/300版からUniversal MonitorのL(oad)コマンドの仕様を変更しています。
1.はすべてのプロセッサに、2.は64kBを超えるメモリ空間を持つプロセッサに展開したいところですね。
あとIntel HEXの02,04レコードも対応したいところです。セグメントの02は8086系以外ではあまり意味がないでしょうから8086版のみ、32ビットリニアアドレスの04は上記2.と同じように64kBを超えるメモリ空間を持つプロセッサで対応すれば良さそうです。
さて、この新仕様のL(oad)を先に実装したSuperHでテストをしていた時です。
SH7045ボードも動いたことですし、次はH8でも動かしてみようと何枚か買った記憶のあるAKI-H8を探していました。
最初に見つけたのはH8/3048搭載のこのボード、表面実装のIC以外は未実装のキット版ですね。
未組み立ての状態で説明書や部品一式とともに出てきました。
もう一枚がこちら、H8/3052搭載です。
こちらはほとんどの部品が表面実装になり、コネクタ以外は実装済みです。
なんとかSCIが動くようになったのでUniversal Monitorの移植に取り掛かれます。
SuperHファミリはここで取り上げるプロセッサとしてはモダンな部類ですが、アセンブリで書くとなるとかなり癖が強いですね。慣れるまでは結構てこずりました。
移植の過程で気になった点をいくつか上げてみます。
SuperHの大きな特徴の一つはすべての命令が16ビット長ということです。これはオペコード部の長さではなくオペランドを含めても16ビットということですから、大きな値やアドレスを持つことができません。
即値は一部の命令で8ビットのものがありますが、さすがに8ビット程度では意味がないので絶対アドレッシングは存在しません。