光送受信モジュール
予告したディジタルオーディオ用の光送受信モジュールです。
東芝製のモジュールです。送信用と受信用が一つずつですが、外見からは(型番を見ないかぎり)まったくわかりません。
光コネクタ部分にはキャップがしてあります。
保護キャップを外してみました。
中央の丸穴の奥に発光・受光素子があります。上部の丸穴はケースへの固定用のネジ穴ですね。
予告したディジタルオーディオ用の光送受信モジュールです。
東芝製のモジュールです。送信用と受信用が一つずつですが、外見からは(型番を見ないかぎり)まったくわかりません。
光コネクタ部分にはキャップがしてあります。
保護キャップを外してみました。
中央の丸穴の奥に発光・受光素子があります。上部の丸穴はケースへの固定用のネジ穴ですね。
YM3434とPCM58P×2のセットも出てきました。
ヤマハのYM3434です。ヤマハのICというとFM音源が有名ですがディジタルオーディオやビデオのICも多くあります。これはその中のディジタルオーディオ関係で2-Channel 8-Times Oversampling Digital Filterというものです。
どういうことかというと例えば44.1kHzサンプリングの信号を入れて、44.1×8 = 352.8kHzサンプリングの出力を得るためのものです。高速なD/Aコンバータが必要になる代わりに出力のアナログフィルタを簡略化できるというわけです。
プラスチックDIPの発振器もありました。
SG-531の16.0MHzのものです。
これにはピンが4本しかありませんが、ピン番号はどうなっているのでしょう?
メーカ資料によると1,4,5,8ピンとなっていました。8ピンのうち2,3,6,7が欠けているという扱いのようですね。
もう一種類あります。
珍しい紫外線消去タイプのPLDが出てきました。
これはAlteraのEPM5032DC-15です。パッケージは消去用の窓付き28ピンDIPで、300mil幅のスリムですね。
MAX5000(型番はEPM5???)シリーズのPLDで、マクロセル数32の最小のタイプになります。
裏面にもマーキングがありました。タイ製のようです。
毎度のことながら、いつ何処で買ったものなのか記憶にありません。
ヤマハのYM3438、FM音源のデバイスです。
系譜を遡ると大元はGIのAY-3-8910 PSGですが、AY-3-8910とこのYM3438には共通点はありません。AY-3-8910は多くのパソコンに使用されました。
AY-3-8910に4オペレータ3音のFM音源(とタイマ)を追加したのがヤマハのYM2203です。FM音源部はディジタル出力なので外部にD/Aコンバータ(YM3014)が必要です。これも多くのパソコンに使用されました。
大昔のロジックICも出てきました。
Texas Instruments製のSN15836Nというものです。
今汎用ロジックのICというとTTLの74LS157とかCMOSの74HC04なんかの74シリーズばかりですが、昔はいろいろなシリーズがありました。その一つがこの830/930シリーズです。830が一般用で、動作温度範囲を拡大したのが930です。
TIでは既に番号が使われていたのか頭に「15」を追加しています。
その中でこの836は「Hex Inverter」です。他にはAND, NAND, OR, NOR, Ex-ORといった一般的なゲートやフリップフロップ・カウンタなどがそろっています。
ジャンク箱の中に珍しいCERDIPを見つけたので今回はこれを取り上げることにします。
SigneticsのN82S137AFです。「0045」と「8841」どちらもデートコードとしてあり得るので特定できません。
Signeticsとはあまり聞かない名前ですが、40年以上前にPhilipsに買収されてしまっているからです。ということは「0045」も「8841」違っているのか、それともSigneticsのブランド・ロゴが一部で使い続けられたのでしょうか。
ちなみに有名なタイマICのNE555やオーディオ用オペアンプのNE5532などを開発したのもこの会社です。BUSICOM 162に使われていたDTL ST600ファミリもそうです。
もう掘りつくしたと思ってもいろいろ出てくる... ペースは落ちていますけど。
AMD製のFlash ROM、4Mbit(512k×8bitまたは256k×16Bit)のAm29F400BB-60SCです。
現物のマーキングは「AM」ですが、データシート上は「Am」となっていますね。Am29F400ABというのも存在するので、最初の「B」改良によって付加されたサフィックスでしょう。