オープンリールテープ
父の書斎からはマイクロフィルム以外にオープンリールのオーディオテープも出てきました。
あまり特定のメーカーのものを買うということは無かったようでバラバラのメーカーのものが混在していました。
大きさも異なっていますね。
まずはTDKの箱の表面からです。
自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は
など様ざまです。
特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。
父の書斎からはマイクロフィルム以外にオープンリールのオーディオテープも出てきました。
あまり特定のメーカーのものを買うということは無かったようでバラバラのメーカーのものが混在していました。
大きさも異なっていますね。
まずはTDKの箱の表面からです。
なんで家庭からマイクロフィルムが出てくるのかという疑問はあるかもしれませんが、父の昔の研究関係のもののはずです。
いくつか出てきたうちの1つは缶入りで、残りは樹脂ケースに入っていました。
缶の方は富士写真フイルム製の35mmフィルムのようです。
右のほうは内容に関するメモが書いてありましたが、差し障りがあるといけないので念の為にモザイク処理しておきます。
DSC-P8に続く第2弾はこれです。
透明プラスチックケースに入った状態で出てきました。
リールをケースから取り出したところです。
下のところに「8mm REEL」とあります。もちろん磁気テープではなくフィルムです。
メートルとフィートで長さの目盛りがついていますね。「S」と「D」はシングル8とダブル8なのかな? このあたりは詳しくないのでよくわかりません。
ラベルには「49.3.3(日)」とあるので46年前のもののようです。その下には私と妹の名前が書かれていましたので子供の頃の映像と思われます。
しばらく前から父の書斎の整理を行なっていて、いろいろ出てきているので紹介していこうと思っています。第1回目はデジタルカメラです。
ソニーのDSC-P8、発売日を調べてみたところ2003年のようで17年経っているわけですがその割にはきれいな状態ですね。
320万画素・メモリースティック128MBというのが時代を感じさせます。
でもデジタルカメラ初期の25~35万画素はビデオの一時停止といった感じでしたが、このあたりからは一応写真として見られるようになったように思います。少なくともディスプレイ上で普通に見るには十分でしょう。
またまた懐かしいファイルが出てきました。
30年以上前のもの、ポケコン用のコンパイラをハンド逆アセンブルして解析した資料です。バイナリで1.5kB程を全部手書きしていました。
掲載誌(『I/O』1984年12月号)もまだ持っていたので何箇所か比較してみましたが、それで間違いないようです。
対象機種のPC-1251は所有していませんでしたので、単に中身というか仕組みを知りたかっただけなのか、PC-1261への移植を企図していたのかもしれません。最終的に移植はしていませんが。
「日本児童図書出版協会」のファイルは中学のとき図書委員をやっていたのでその関係で貰ったものと思います。
W65C02のデータバスの電圧(W65C02続報を参照)を確認したくてオシロスコープを発掘しました。
実際には一月ほど前なのですが、写真を撮るのが後回しになっていまして...
LG電子のOS-5100A、100MHz,2現象のオシロスコープです。
はじめて所有したオシロスコープはハムフェアで入手したトリオのCS-2100だったと記憶しています。やはり100MHz,2現象のもので結構多機能だったのですが、ジャンクに近い中古だったせいもあり不調になっても修理もままなりませんでした。
そのうち一部のレンジで水平掃引が動かなくなり、使えるレンジが残り少なくなってきたあたりで買い替えを考え始めました。
主な用途はマイコン系だったので次のような条件です。
やっと確定申告を出せたので更新頻度上げたいなと考えているのですが、どうなることやら。とりあえず今回は軽いネタでいきます。
単なるペンのようですが、なぜこれを取り上げるのか、なぜカテゴリーが「文具・事務用品」ではなく「工具・測定器」なのか?
それはこのペンのメーカ(実際の製造はどこか文具メーカに委託しているかもしれませんので発売元と呼んだ方が適切かもしれません)を見れば察することができるでしょう。
ということで表示部分を見えるようにした次の写真です。
今日はアナログ・デバイセズの石とともに出てきたモノを取り上げます。とはいってもアナデバのは1つのスポンジに挿してあったのに対してこれは別だったので出所は異なっていたかもしれません。
FairchildのμA555、1984年の韓国製のようですね。
オリジナルはSigneticsのNE555というタイマーICです。CMOS化されたもの・2回路を14ピンパッケージに収めた556・一部のピンを共通にしたり省略して4回路を16ピンパッケージにした558などのバリエーションがあり、多くのセカンドソースが存在しました。登場は1970年代の初頭なのでかれこれ50年近く昔からのデバイスですが、いくつかのメーカでは今でも生産が続いている超ロングセラーです。
データシートには Typical Applications として以下の2つが記載されていました。
資料の捜索していたらアナログ・デバイセズの石がいくつか出てきました。
一つ目はAD533KDです。だいぶ腐食が進んでいますが型番は何とか読めます。
「K」は誤差のランクを表し、±2.0%の「J」・±1.0%の「K」・±0.5%の「L」があります。末尾の「D」はセラミックDIPを表し、他にメタルカンの「H」もあります。
上のは2行目のデートコードが判読困難ですが、まとまって出てきたことから下と同じく「7833L」ではないかと思われます。
このAD533ですが、データシートによると「Low Cost IC Multiplier, Divider, Squarer, Square Rooter」とあります。乗除算・平方・平方根の演算器なのですが、社名からも想像できるようにアナログの演算器です。
内部は乗算器と差動アンプから構成されています。
2114は以前にも取り上げていますが、Intel オリジナルが出てきたので再度書くことにします。
IntelのP2114A-4、1024×4bit構成のSRAMです。
ピン数は18ピン、内訳は電源に2本・アドレスが10本・データが4本・CEとWEとなります。
データシートによると「-4」はアクセスタイム200ns品のようです。今の感覚からするとかなり遅く感じますが、450nsや650nsなどというのが普通にある時代のものですのでそう遅いわけではありません。
マーキングはレーザのように見えますが、最近の見にくいものと違って読みやすいので助かります。彫りが深いせいでしょうか。