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出土品

出土品

自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は

  • 物心つく前から家にあったもの
  • 旬な時期に入手して使っていたもの
  • 旬な時期に入手したものの、死蔵していたもの
  • 旬を過ぎてから入手したもの

など様ざまです。

特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。

TI SN74LS181N

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そのうち手に入らなくなるかもと思って買い込んだ74シリーズTTLの74LS181です。

SN74LS181N
TI製のSN74LS181Nですね。4ビットのALU (Arithmetic Logic Unit)つまり演算器です。

近頃74シリーズのICは単純なゲートやバッファ・ラッチを残して消えていっています。もう新たな回路を設計するなら74シリーズ等は使わずFPGAやゲートアレイを使う時代になっていて、74シリーズの出番はFPGA等を使うまでも無い単純なものだけです。
そんな状況の中でALUなどは真っ先にFPGA化される運命にあり、74シリーズとして存続させる理由は無いと判断されたのでしょう。気が付くと入手困難になりかけていました。

10BASE-2トランシーバ (AAUI用)

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これはAAUI用の10BASE-2トランシーバ(MAU)です。

10BASE-2トランシーバ
AUIのものではコード無しでPC等のリアパネルに直接付くタイプも多いですが、AAUIではコネクタが小さいためかこのようなコード付きしか見たことはありません。

AAUIコネクタ
AAUIのコネクタはこのような14ピンの3M MDRコネクタです。AUIと異なりロックも一般的なタイプです。

スマートメディア RAWアクセスツール

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これは昔製作したスマートメディアにRAWアクセスするためのツールです。

RAWアクセスツール
緑のサブ基板がスマートメディア用のソケットが載っているピッチ変換基板、裏側にソケットがあるのでスマートメディアはそこに挿入します。
左奥はシリアルのコネクタでPC等に接続します。
隣の黒いジャックはACアダプタ用です。

テレホンピックアップ

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ネタが切れてきたなと思っていたところ、「遺物」と呼ぶにふさわしいものが出てきました。

テレホンピックアップ
これは「テレホンピックアップ」と呼ばれていたもの、今では必要ないし事実上使うこともできないものです。名前の通り電話のアクセサリなのですが、何に使うものかわかりますか?

左側の円筒形のものが本体で、φ3.5のプラグ(右側)が付いています。コードの長さは1m程でしょうか。

NEC PC-9801F2 (分解編 その1)

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分解編をお送りしますが、まずは拡張スロットのボードからです。

1枚目メモリボード 表面
2枚のボードが挿してありましたが、これは1枚目です。

下2列の左側にはμPD4164C-2 64k×1bit DRAMが18個でパリティ付きの128kBのRAMです。
下から3列目・4列目はμPD4164D-2で同じく64k×1bit DRAMのセラミックパッケージ品、こちらはソケットに入っています。
右下のDL701はディレーラインでしょうか。メーカ製のメモリボードでもDRAMのタイミング生成には遅延回路等が当たり前のように使われていました。

NEC PC-9801F2 (外観編)

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中学のときに学校にあった懐かしいマシン、もちろんこれは後日入手したものです。

PC-9801F2
初代PC-9801の次に発売されたPC-9801シリーズの初期のものです。8MHzの8086に128kBのメインメモリは初代と同じですが、この機種からグラフィックVRAMが2面に拡張されており、またJIS第1水準の漢字ROMも内蔵しています。

Altera/Xilinx両用PLD書き込みアダプタ

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昔作ったAltera/Xilinx両用のPLD書き込みアダプタが出てきました。

書き込みアダプタ 表側
個人でも開発しやすい(合成ツールや書き込みツールが入手しやすい)PLDといえばAlteraのMAX7000シリーズやXilinxのXC9500シリーズ等が有名でした。これらのデバイスへの書き込みには各社専用の書き込みケーブルが必要なのですが、どちらにも使えるものができないかと製作したのがこれです。

今のものはUSB接続で中にマイコンが入っていたりして自作は困難ですが、当時のプリンタポート接続タイプはバッファが入っている程度(線をつなぐだけだったかもしれません)なので簡単に作ることが出来ました。回路図もアプリケーションノート等で公開されていましたので、両社の回路を見比べながらセレクタで切り替えられるようにしたのです。

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