PC-286/386 NOTE用のFDDケーブル
昔PC-286NOTE F・PC-386NOTE Aで使っていたFDDケーブルもありました。
右の小さいほうのコネクタが本体側、左の大きいほうがドライブ側です。途中が膨らんでいるのはノイズ対策のコアですね。
固くて取り回しのやりにくいケーブルでした。
秋月電子通商 AKI-ROM
今回のものはPC-8001mk2を卒業して自作ROMライタが使えなくなったので替わりに調達したROMライタです。
秋月電子通商で売られていたキットAKI-ROMに若干の改造を加えています。
まず電源はPC内部から取ることにしてドライブ用の電源コネクタをつけています。コネクタとコードはおそらくは壊れたファンか何かから流用したものと思います。
UD-500SA HDDを仮接続する
これは以前「EPSONの超小型PC (インストール編 その1)」でも使ったUSBにHDDを仮接続するモノです。毎日使うものではありませんが、一つ持っているとイザというときに役に立ちます。
左が信号用のケーブル、右は電源供給用のACアダプタです。
他にも付属品があった気もしますが、普段これだけあれば困ることは無いので残りは付属のソフトウェアともども仕舞ったままですね。
1.5周年 & お知らせ
今日でこのサイトも開設1.5周年を迎えました。
昔から日記の類は三日坊主もいいところで続いたためしがないのですが、よく一年半も続いたものだなと自分でも驚いています。
やはり「好きなこと」を「その日の出来事から離れて」書いているのが良かったのではないでしょうか。学校とかで書かされると何も無い日でも何か書かなくてはならずネタに困って空いてしまい、一度空いてしまうと熱意を失っていくという負のループに入ってしまうからです。
ということで「お知らせ」です。
これまで初期の頃を除いて毎日更新を続けてきました。できればこのペースを続けていきたいところですが、
- ほぼ掘りつくしていて今後「出土品」は少なくなりそう
- 「~遍歴」「~事情」などは調べるのに時間がかかる
- つまらないネタで枠を埋めてもしょうがない
といったことから今後は「毎日更新」にはこだわらずにやっていこうと考えています。
更新の頻度は下がると思いますが、長く続けていくためにもご理解をお願いします。
Hitachi HD642032 (H32)
Hitachi HD641016
今回取り上げるのはある有名なプロセッサファミリの兄貴分にあたるプロセッサです。こちらは残念ながら弟と違って無名なまま終わってしまいました。
これは日立のHD641016CP8、その8MHz版です。他に10MHz版の写真を見たことがあります。
マニュアル等を見るとMC68000によく似ています。ハードウェア(バス)もソフトウェアもMC68000を知っている人ならそう苦労せずに理解できると思いますね。残念ながら似ているだけで互換性はありません。
一方でMC68000が少なくとも当初は汎用計算機を志向していたのに対し、こちらは組み込み用途を想定しているらしく相違点も多くあります。
パーソナルなコンピュータの漢字事情 (第5回: 文字コード)
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これまで表示や印字の見た目の話がメインでしたが、最後に文字コードの話をしてみたいと思います。
漢字ROMが最初に搭載された頃、パソコン上ではまだBASICが主流でしたが、まだ「文字」という扱いではありませんでした。JISコードを指定すればパターンとして表示できるというだけで、文字列として(変数に入れたり)扱うことはできませんでした。ワープロ等のソフトウェアは独自に処理していたものです。
使える文字もJIS第1水準の約3,000字(+非漢字)のみでした。足りない字については次のような方法で対処します。
- 第1水準の文字で置き換える
例えば私の姓の「淺」は第2水準なので、第1水準の「浅」を使っていました。 - 外字(ユーザ定義文字)に定義する
自分でフォントを作らなくてはいけないこと、互換性がなく他人とのやり取りに支障があること、使える字数が限られること、などの欠点があります。 - (印刷なら)空白にしておいて手書きする
PC-9801シリーズ等ではオプションでJIS第2水準(約3,400字)まで使えるようになりました。