半導体

КР1016ВИ1

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今回もまた買ったまま忘れてたデバイスになります。


「КР1016ВИ1」キリル文字なのでどう読んでよいか困りますが、英字だと「KR1016VI1」になるようです。

入力方法もわからないので最初は「キリル」と入力・変換して探していました。IMEパッドの文字一覧から探す方がちょっと楽ですね。

でもそんなことより気になるのは左右の大きな穴ではないでしょうか。

断面の様子からは後からエンドミル等で切削したのではなく成形の時からこの形状らしいことがわかります。一体何の目的でこんな形状になっているのでしょう?

この石の機能としてはMN1435相当品という触れ込みでしたが、データシートによるとMN1435はDIP40ピンに対してこれは28ピンといきなり食い違っています。同シリーズのMN1432なら28ピンなのですが...

続・UVEPROMのリマーク品

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UVEPROMのリマーク品でIPAで拭いてみたら旧型番が出てきた話を書きましたが、この時買ったのは10個ほどあるのでもう1つ同様に拭いてみました。


これは拭う前、前回のものと全く一緒です。

同じようにIPAで拭ってみました。

今回はレイアウトがほぼ一緒で重なっている部分が多いですね。アクセスタイム120nsを100nsに偽装している点は同じです。

両者を見比べながらオリジナルとリマークを分けてみます。

SBC6809E(その3)

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その1で動作のおかしかったリマーク品と思われるDRAM、もう少し確認してみました。

全部で10個あるうちのいくつがOKなのか不明ではDIAGSB9E以上のチェックは困難です。幸いその2でOK品が8つ揃ったので、1つずつの確認ができるようになりました。

OKIへの載せ替えの過程でうっかり混ぜてしまったのでもう一度DIAGSB9Eでのチェックから行なったところOK品が8つとNG品が2つでした。

次に上記OK品を1つずつ(残り7つはOKI)載せてBASICを試したところ8つ全てがOKでした。

それならということでOK品8つを載せてみたところ正常に動いてしまいました。

その1での状況とマッチしませんが、DIAGSB9Eは通るけど実使用には耐えなかった1つが完全にNGになってしまったのか、BASICの起動にワンテンポあるのを知らなかったことから本当はOKなのをNGと誤認してしまったのか、などが考えられます。

手間はかかったかもしれませんが追加しなくても当初のものだけでも動かせたのですね。

Fujitsu MB89352

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SPCカードに使われていたコントローラの単体です。(SPCカードから外したものではありません)


富士通のMB89352AP SCSI Protocol Controller(SPC)、以前取り上げたWD33C93と同様にバスドライバを内蔵したSCSIコントローラです。

40ピンだったWD93C33と異なり48ピンの大きなパッケージ、どこからこの差が出るのかとデータシート見比べてみたら...

SN74LS783

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74シリーズの変り種(その4)で取り上げた74LS783の現物を入手しました。


なんでこんなものを調達したかというと、これを使用したルーズキットが発売されたことと、そこでUniversal Monitorを動かしてみたいと思ったからです。

キットの方はあっという間に売り切れてしまったのですが、海外調達で時間のかかるSN74LS783をとりあえず手配したのでした。

その後キットの方も無事に入手できました。

1983年製という割には奇麗すぎる気がするのはちょっと心配です。

74シリーズ再び

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通販で部品買っていると「あとちょっとで送料無料」や「どうせ送料払うなら」などでつい余計なもの買ってしまうんですよね。というわけで今回はμPD7807のついででうちに来ることになった石たちです。


まずはTIのSN74L71N、1972年34週の製造です。

パッケージの両端が切断したようになっているのはまさか多数並べた状態で成型しているのでしょうか。あまりメリットが思いつかないのですが。

以前にも書いたように74Lというのがかなりレアですが、71というのもあまり見かけないファンクションです。プリセットとクリアのついたRSフリップフロップなのですが、RとSの入力にそれぞれ3入力ANDが付いているというもの。ピン数の関係で2個入りではありません。

Fujitsu MB8863

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MB8867と一緒にこんなものも調達していました。目的は同じです。


同じく富士通のMB8863H、1991年製です。プラスチックDIPですが富士通独特の下側に溝のあるタイプではありませんね。いつ頃切り替わったんだったかな。

今度のはパッケージに見合った機能、調歩同期シリアルの石です。要はMC6850 ACIAの富士通型番のものになります。

MB8861, MB8870はMC6800, MC6802に対して命令が増えているなどの拡張がありましたが、これはMC6850に何か拡張施されているのでしょうか? 前にも書いたと思いますが富士通関係のデータシートはなかなか見つからないので比較できていません。

Fujitsu MB8867

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これもまた入手したまま忘れていたものですね。


富士通のMB8867、1992年製です。

型番からMB8861, MB8870の仲間らしいことは想像できますね。

600mil幅の24ピンパッケージという立派な外観からシリアルかタイマあたりのペリフェラルかなと思うかもしれませんが、実はこれクロックジェネレータです。8080同様、オーバラップしない2相クロックでしかもTTLレベルではないものを要求するのでこのようなものが用意されたのでしょう。

1992年でCERDIPというのもちょっと不思議な気がします。バイポーラプロセスで発熱が多いからかな。

GI AY-3-8605

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今度のはAY-3-8500-1の仲間のテレビゲーム用のICなんですが、いつ買ったんだったかな?
AY-3-8500-1より後なのは確かなんですが...


GIのAY-3-8605、スタンプで押したみたいだったAY-3-8500-1と違ってGIらしいマーキングです。1982年製のようですね。

データシートによるとNTSC(AY-3-8605-1)or CCIR(AY-3-8605)とあります。CCIRって何のことだ、NTSCと並ぶと言うことはPALのことかな、と読み進めると625 lineとも書かれているのでやはりPALみたいです。

細かいことを言うとこの石はカラー信号を出すわけではないので「PAL」と呼ぶのは正しくないのですが。

うーむ、何で「-1」の方を買わなかったんだろう?