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Hitachi HD146818


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今では単体を見ることもなくなりましたが、多くの人がお世話になっているものです。


このHD146818はRTC (Real Time Clock)と呼ばれる類のデバイスで、装置の電源が切れている間もこのデバイスだけは(電池等で)通電して時を刻むのに用いられます。

RTCにはPC-9801シリーズに使われたμPD1990A, μPD4990のように単純に時計機能のみのものもありますが、HD146818には日時を設定しておくとその時刻になったときに信号を出力するALARM機能や、時計とともにバックアップされるRAMが含まれています。オリジナルはモトローラのMC146818ですね。
冒頭で「多くの人がお世話になっている」と書いたのはPCに使われているからです。さすがにもう独立したICは使われておりませんが、いまでもソフトウェア互換の機能がチップセットに搭載されています。「CMOS設定」という言葉も設定情報がこの146818のRAMに記録されていたから(設定項目が増えて入りきらなくなったので今ではFlash ROMにも追加情報が記録されているはず)、初期のPCでCMOSが使われていたのはここだけだったのでしょう。指定時刻に自動的にPCを立ち上げる設定もALARM機能を使っていますね。

参考文献・関連図書: 
HD146818データシート, Hitachi.
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