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EPSON HC-88 (コネクタ編)


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予告どおり今回は外部コネクタ編をお送りします。その前にマニュアルも2冊ありました。

マニュアル
出てきたマニュアルは以下の2冊です。

  • HC-88タッチ16 オペレーションマニュアル
  • HC-88 BASICリファレンスマニュアル

もう何冊かワープロ等のソフトウェアのマニュアルもあるらしいのですが見つかっていません。そもそも入手していない可能性もあります。

パラパラと読んでみましたが、さすがに当時のマニュアルは使い方だけではなくハードウェアの情報なども記載されています。

それでは本題の外部コネクタを見ていきましょう。

HC-88 右側面
まずは右側面から。

ここには電源スイッチとスピーカのボリュームがあります。
左側には収納されたハンドルが見えていますね。右下についている楔状の部分が日本語ユニットです。外した場合に本体に角度を付けるための足も見えています(電源スイッチの右の縞になっている部分)。

HC-88 背面
続いて背面です。

左に3つ並んでいるジャックは左からSPOUT,A/DIN,BRCDです。SPOUTはもちろん外部スピーカ用の出力端子です。次のA/DINは汎用のアナログ入力で0~2Vの信号を6ビットでA/D変換可能です。変換時間は140μsとのことなので約7kHz、音声処理には厳しいですね。最後のBRCDはバーコードリーダが接続可能です。

中央の2つはミニDIN 8ピンが2つ、RS-232CとSERIALです。何が違うんだというところですが、ハードウェア的にはほぼ同等なようで、ソフトウェア的には次のように使い分けています。

  • モデム等の通信はRS-232C
  • 外付けフロッピディスクドライブはSERIAL
  • プリンタはRS-232CでもSERIALでもOK

どの2つでも同時に使えるようになっているわけですね。

右端は電源のACアダプタの端子です。

下の日本語ユニットの右側の小さなスイッチはBACKUPで、内蔵しているRAMディスクをバッテリバックアップするかどうかの切替スイッチになります。

HC-88 左側面
左側面にはRESETボタンのみですね。

右のハンドルのところに抉った跡がありますが、ハンドル出した状態でぶつけたか何かしたのかもしれません。

参考文献・関連図書: 
HC-88タッチ16 オペレーションマニュアル, EPSON.
HC-88 BASICリファレンスマニュアル, EPSON.

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