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オルゴール (SVM7943使用)


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昨日のSVM7910版に引き続き、SVM7943によるオルゴールです。これらは一緒に出てきました。

基板 表面
使用ICはやはり精工舎のSVM7943COBCOE、8曲入りのものです。

SVM7910に比べて外付け部品が大幅に減っているのがわかりますね。
ICの奥に見える抵抗とトランジスタはスピーカ駆動用のものなので圧電サウンダのみを使用するのなら必要ありません。VRはテンポ(と音程)を調整するものなので固定Rでも問題ありません。
押しボタンスイッチはキーボード用のちょっと良さそうなモノですね。

発見したときは圧電サウンダが失われていたので付けました。あとは電池ホルダへの線が外れていたのを修理しただけで動作しました。
音は... 正直SVM7910の方が良かったです。

基板 裏面
ハンダ付けが結構ひどいです。いつ作ったものか記憶に無いのですが、中学くらいかな。使っている電線からZ80ボード 3号機より前のはずです。
外付け部品が少ないだけではなく、回路自体もひじょうに単純になっていますね。

「STP」「MT」「MS1」「MS2」とあるのは押しボタンの名称、STPとMTはSVM7943のメーカ資料のままです。MS1,MS2は資料ではSEL1,SEL2になっています。製作当時はメーカ資料など読めなかったはずなので、参考にした記事か何かにMS1などと書かれていたのでしょう。

  • STPは演奏の中断
  • MTは演奏の開始
  • MS1は曲を1つ進めて演奏の開始
  • MS2は曲を1つ進めますが演奏開始しません (演奏中に押すと次の曲を演奏します)

目覚まし時計に使うのならMTに時計を繋いで、STPは停止ボタン、そしてMS1を選曲ボタンにすれば良さそうです。

2018年8月8日 修正:
メロディICの型番をSVM7943COB ⇒ SVM7943COEに修正しました。
この記事を書いたときに何の資料を参考にしたのか憶えていませんが、今回新たに発見したメーカ資料では曲選択ボタンの名称は「MS1」「MS2」となっていました。


コメント

SVM7943C0Bですね、曲は調べても出てきませんでした。
http://datasheet.datasheetarchive.com/originals/scans/Scans-051/DSAIH000...

当時は秋葉原でもEPSON製のメロディIC売っていたのですか?
現在はSVM7920Q, SVM7561M0B, SVM7992C0Aしか売っていません。
ヤフオクでも高値で取引されていますが数か月に1個出る程度なので今では大変貴重です。

コメントありがとうございます。

このSVM7943はキットだったと思います。単体で買えたかは憶えていません。

SVM7910は普通に売っていました。今手元にあった80年代のトラ技何冊かの広告をチェックしただけでも亜土電子・ヒロセムセン・イケショップ他で扱いがあったようです。

秋葉原以外でも模型とラジオ・初歩のラジオ等の広告で有名な科学教材社、大阪の共立電子でも売っていました。

ありがとうございます。この前秋葉原で探したところ、SVM7920AH, AY-3-1350, LR34611, SAB0602(ピンポン音)も確認できました。7910は売り切れとなってしまったようです。
大阪日本橋の共立からもいくつか取り寄せました。7910C, 7920EH, 7930GA, GC, 7860CSP, CSR, CSTしかありませんでした。

2000年代生まれなのでその頃の秋葉原はよくわかりません。今は電子部品店も減り、萌え系が増えていますね。
小4か小5くらいのときに鈴商もなくなってしまいましたし…

2000年代生まれって... お若いんですね。

その頃の私は通学で丸の内線使っていたのでお茶の水で途中下車して通ったものです。
秋月はまだ1本南側の通りにあって、13時頃開店していたような記憶があります。
開店前から人が集まりはじめる。奥には「信越」時代の看板も置いてあったかな。
鈴商の斜め前には亜土電子があって、後にMC68010とかYM2203(FM音源)なんかを買ったはず。

まだまだ書きたいけれど、30年も前のことだから詳細思い出せないです。

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