PC

IBM PCおよびその子孫・互換機の総称を「PC」と呼ぶことにします。8ビット機やNECのPC-9801シリーズ等は含みません。
本体だけでなくパーツ類や周辺機器なども含みます。

ASUS PVI-486SP3

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またまた古いマザーボードが出てきました。

PVI-486SP3
ASUS製のPVI-486SP3です。

Socket 3(486シリーズ)用としてはPCIの載った後期のボードです。スロットはPCI×3, VL×1, ISA(16bit)×3となっており、VL⇒PCIの移行にちょうど良い構成でした。ボード自体はまだATです。
SIMMスロットが2つしかないのが個人的には不満でしたが、それ以外は使いやすかったと思います。

ボード左端中央のUM8669FはFDCでしょうか。
その下の「BESTKEY」と大書されているのはPS/2キーボード(とマウス)のコントローラでしょうか。大元はIntelの8041(8042だったかも、違いはメモリ容量)というワンチップマイコンにソフトを書き込んだものでした。これは40ピンDIPでした。その後各社からこのような専用IC(中身は依然マイコンかもしれませんが)が発売されましたが、何故かかなり後になるまで40ピンDIPのままチップセットに統合されずに来ました。

ハンディスキャナ (分解編)

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昨日のハンディスキャナをもう使わないだろうということで開けてみたところ、大きな勘違いをしていたことがわかりました。

内部 基板
カバーを開けたところ、持ち手の部分一杯に基板が入っていました。

中央のPEL9003Gというのがメインのデバイスですが、例によって詳細は不明です。周りにあるのは74HC126D これは3-State Buffer、4574と4572はそれぞれDualとQuadのOP-Ampでしょうか。LM339DはQuadのコンパレータですね。アナログ系が多いのはラインセンサからの信号を処理するためでしょうか。

右上の黒い部分にはギヤと光学式のロータリーエンコーダがありました。予想通り上のローラで移動距離を読み取っているようです。

ハンディスキャナ

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これは手に持って使うスキャナです。安かったので買ったのだと思うのですが、画像の歪みがひどくて使えませんでした。

スキャナ
スキャナ本体、思わずコードを向こう側にして撮影してしまいましたが、本当は逆です。コードの側を手前にして使用します。

スキャナ 左側面
これは左側面です。

「START」はスキャン開始のボタン、これを親指で押してからスキャナを(この写真で右に)スライドさせることでスキャンします。
「TEXT」/「PHOTO」はコントラスト、いわゆる硬調・軟調の調整ですね。

Micro2000

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ちょっと面白いマウスが出てきました。

Micro 2000
パッと見た感じはマイクロソフトの初代インテリマウスのようですが、よく見るとロゴは「Microsoft」ではなく「Micro 2000」となっています。サイズも縦が約10cm(背景の方眼は1cmです)と一回り小さいです。

インターフェイスはUSB、移動検知はボール式です。

裏面ラベル
裏面のラベルには「IntelliMouse ®1.1A USB Compatible」と書かれています。残念ながら本物は持っていませんのでどのくらい似ているのかは不明です。

Pentium 166MHz

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昨日のS1562に載っていたPentiumプロセッサです。

Pentium 上面
一般的にはPentium 166MHzと呼ばれていましたが、Intelの型番はA80502166です。MMXの前のものになります。

後ろの「SY017」(消えかかっていますが)はS-Specと呼ばれ型番を変えるまでも無い変更を表しますが、具体的な情報はほとんど手に入らなかった記憶があります。
今あらためてデータシートを確認したところ、一部(「SY016」とか)載っているものもありましたが、「SY017」はありません。WWWで公開されていたらしいということまではわかりましたが、個人でここまで調べている人はほとんどいなかったでしょうね。私も自分で回路設計するなら調べますが、ただ買ってきて挿すだけのものにそこまではしていませんでした。

TYAN S1562 マザーボード

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昨日に引き続きPCマザーボードです。PCI,Pentiumとちょっと新しくなります。

S1562
TYANのS1562というマザーボード、昨日よりだいぶ新しくなりますがまだAT規格です。

PCI×4 + ISA×5 (1つは共通なので合計8)とスロットが多く、SIMMスロットも8つと私好みの仕様です。そしてCPUもデュアルです。Pentium IIくらいからは一般的になりましたが、Pentiumではあまり多くはなかったと思います。今ではマルチコアが普及して(サーバとかでない)PCでマルチCPUにはあまりしませんが、昔はSMP (Symmetric Multiprocessing)といえばこのようにCPUを複数積んだものです。

謎のVLマザーボード

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これも昔使っていたマザーボードだと思うのですが、型番がどこにも見当たらない謎のボードです。

VLマザーボード 表面
古いAT規格のボードです。CPUは80486シーリーズに対応し、SIMMは古い30ピンタイプです。
個人的には8bit ISA×4, 16bit ISA×4, VL Bus×2というスロットの多さに惹かれて選んだのではないかと思いますね。時代的にシリアル・パラレル・FDD・HDDはマザーボード上には搭載されていませんので必要なモノは拡張ボードを挿す必要があります。

486DX2が載っていますが、ソケットの外側に一周分パターンが見えますね。外側はPentium ODPのためのもので、486シリーズ使用時は最外周は使用しません。きっとPentium ODP対応のものもラインナップにあったのでしょう。

シリアルマウス

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これは3ボタンのシリアルマウスです。

シリアルマウス
大昔(おそらく386bsdの時代)に使っていたと思われるマウスです。もしかすると小型PCでも使用していたかもしれません。

シリアルコネクタ
今ではPS/2マウスですら絶滅危惧種ですが、そのさらに前に使われていたシリアルマウス、その名の通りシリアルポートに接続して使用します。このコネクタはモールドでいかにも安物といった感じです。

【コネクタ】 FDD (34ピン・5.25インチ)

5.25インチFDDで使用されているコネクタです。3.5インチFDDと3.5インチ/5.25インチ対応のコントローラではピンヘッダが使用されます。

ドライブ側がカードエッジになっているので、ケーブルにはソケットを使用します。
逆挿し防止のキーは4ピンと5ピンの間にあり(無いこともあります)ますので、カードエッジにはここに切込みが入れてあります。

基本的には標準化されていますが、ドライブによっては細部が異なることがありますので注意が必要です。
データセパレータの有無による違いやヘッドロードなどドライブ側で設定変更ができたりするので気をつけてください。