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L(oad) コマンド

HEX形式でメモリにロードします。

  1. L
  2. L <offset>

1.の形式ではHEXデータのアドレス情報に従ってロードします。

2.の形式ではHEXデータのアドレスに<offset>を加算したアドレスにロードします。

対応フォーマットは特記が無い限りインテル形式(レコードタイプ00と01)とモトローラ形式(レコードタイプS1とS9)です。行毎に自動判別を行ないます。

非対応のレコードタイプはエラーで終了としていましたが、SuperH以降は読み飛ばす(チェックサムの確認も行なわない)ように変更しました。以前のものも変更する予定です。

チェックサムは検査していますが、エラーがあってもそのレコード(行)のデータは書き込んでしまいます。これはバッファメモリ節約のため入力をチェックサム検査前に逐次メモリに書き込んでいるためです。

ただしAVR版のみはバッファを確保しておりチェックサム異常の場合は書き込みません。その代わりロード可能なレコード長がバッファサイズにより制限されます。

8086版では<offset>として<segment>:<offset>の形式が使用できます。

TLCS90版では<offset>として<bank>:<offset>の形式が使用できます。

IM6100版, CP-1600版では<offset>はワードアドレスです。HEXレコード中のアドレスはバイトアドレスなのでバイト数も含め偶数でなくてはなりません。

対応状況:

UniMon Ident 対応 備考
6800
6809
8080
AVR チェックサムエラーのあるレコードのデータは書き込まない
Z80
Z8
6502
TLCS90
SCMP -
MN1610 -
TMS9900 -
8086
8051
F8
Z8000
68000
SuperH S2, S3, S7, S8に対応
H8/300 S2, S3, S7, S8に対応
COSMAC
INS8070
uCOM-87
2650
IM6100 インテルHEXフォーマットのみ対応
CP-1600