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古い一体型のエアコン


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これは私の部屋ではありませんが、リビングに残っている古いエアコンです。

リビングのエアコン
これは壁に埋め込むタイプのエアコンです。もう使っていません(壊れています)が、取り外すわけにいかないのでそのまま置いてあります。
写真上部に現用のエアコンの室内機がチラっと写っていますね。

日立製で型番はRA-2206、ネットで調べてみたら1983年頃のもののようです。
1年古いRA-2205というものまで「石綿(アスベスト)含有部品使用のルームエアコン 形式一覧表」に掲載されているのですが、これはギリギリセーフみたい。

壁埋め込みといっても現在のように室内機を壁に埋め込んでいるのではなく、一体型のエアコンを壁に設置しているのです。
右には窓のカーテンが移っていますが、壁の向こうは屋外です。

エアコン室外側
室外側はこんな感じになっています。念を押しますが室外機ではありません。
右側にはドレンがありますね。

壁に穴が開けてあって、外側には支えるための台と雨がかからないように庇が作ってあります。エアコンはその台に置いてあるのです。
なので不要になったからといって取り外してしまうと壁には大きな穴があいています。穴を塞ぐ工事をしても良いのですが、そのままエアコンを栓として残すことにしました。

ちなみにこのエアコンは2台目のはず。1台目は家を建てたときに設置し、同じ穴に設置できる条件でこれに交換、3台目にするときにはもうこのタイプは珍しくなっていて壁掛けタイプに変更しています。

エアコン操作パネル
再び室内に戻って、操作パネル部分です。もちろんリモコン等はありません。

上のレバーは「閉」⇔「換気」の切り替え、一体型のメリットとして換気できることがあります。操作はけっこう重いので直接弁かフラップ等を動かしているように思います。

左下のツマミは電源スイッチ・送風と冷房の切り替え・風量の切り替えができます。もちろんマイコン制御等ではなく直接ファンやコンプレッサをOn/Offするようです。子供の頃、一度止めたら5分は動かしては駄目、とかお作法を念押しされた記憶があります。
見てわかると思いますが冷房専用で暖房はできません。

右下は温度調節ですが、「何°C」ではなく単なる目安です。単なるサーモスタットじゃないかと思います。


Comments

古い団地に引っ越したら、外壁に謎の四角い大穴を塞いだ痕跡があって、親に訊いたら、「エアコンじゃない。」と言われてびっくりしました。
想像もつかなかったので、公開してくださっていて、とても勉強になりました。
ありがとうございます。

こんにちは

知らないと想像できないですよね。
新規の設置工事は大変だったはずです。柱などを避けて大穴を開け、重量も支えなくてはなりませんから。

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