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Z8001を動かす


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Universal Monitor Z8000は現在のところZ8002のみの対応です。これは実行環境がSBCZ8002しかないためですが、Z8001は持っているので何とか動かしてみようというのが今回のお話です。


Z8001の信号をZ8002のそれに変換できれば「変換下駄」を作ってSBCZ8002に載せてしまうのが簡単です。Z8002のところで書いたように両者の違いはセグメント関係のピンがあるかどうかですから、基本ピン配置の変換だけですみます。さらに嬉しいことに並びも一緒でところどころにセグメント関係のピンが挿入されているだけなので、ピン数が異なるわりには驚くほどシンプルになりました。


この写真は製作中のものです。

連結ソケットの取り付けと配線がほぼ終わった状態で、反対側に48ピンソケットを付ければ完成という状態です。配線はメッキ線を並べただけです。ソケットの付く位置も大体わかりますね。

実際にはSEGTにプルアップも必要です。ソケットの後に取り付けました。

出来たらSBCZ8002からLH8002を外して取り付けます。ROMには被さらないようにしたのですが、電源スイッチが操作不能になってしまいました。ONにしたままプラグの抜き挿しで代用することにします。

ハードウェアが出来たので次はソフトウェアなのですが、本格的に変更する前に動作確認をしておきたいところです。

幸いZ8001は非セグメントモードでも動作させることができます。

まずリセット時にPCとPSWを読むアドレスが違いますので変更します。ここでPSWの最上位ビットを立てればセグメントモードで動作するのですが、今は0のままにしておきます。

例外処理のPSA(Program Status Area)も本来は変更が必要なのですが、モニタをちょっと動かしてみるだけなら例外は必要ないのでそのままにしておきます。

これだけで非セグメントモードのモニタが正常に起動しました。あまりに簡単に動いたのでちょっと拍子抜けですね。以前中国から買ったまま放置していたZ8001も動いています。

例外を使用するブレークなどの動作はできませんが、一通り確認しておくことにします。


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