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パソコン用プリンタケーブル


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PC-8001mk2の頃からPC-386NOTE Aまで使っていたプリンタケーブルです。

プリンタケーブル
もう昔のことなのでよく覚えていないのですが、NK3618-21からより大型のNM9950に買い換えて届かなくなってこの長いケーブルに替えたのではないかと。

パソコン側コネクタ
NEC製パソコンのプリンタポートは14ピンのDDK 57シリーズ(アンフェノール)コネクタでした。
双方向通信どころかエラーの通知も無い、完全な一方通行です。

単純な片方向通信なのでパソコンとプリンタの間に接続するプリンタバッファという機器が売られていました。プリント中はパソコンが待たされる(シングルタスクなので次の作業はできない)ので、専用のハードウェアでバッファリングして、パソコンを早く解放してやるわけです。その内、割り込み処理を使ってソフトウェアでバッファリングできるようになり、今では完全にOSの機能になっていますね。

複数のプリンタを接続できる切替機「でぶ」や、反対に1台のプリンタを複数のパソコンで共有する切替機「のっぽ」なんていうのもありました。どちらも選択されていない方もバッファリングはしていたのではないかと思います。ちょっとしたプリンタが買えるほど高価だったので、もちろん持ってはいませんでした。

プリンタ側コネクタ
プリンタ側は同型コネクタの36ピンで、こちらは最後まで(USBに置き換わるまで)変わっていません。
プリンタというものが基本的に用紙サイズより小さくはできないので、コネクタに対しても小型化の圧力があまり無かったからでしょう。

変換ケーブル
PC-286NOTE Fを買うとコネクタが小さなものに変更されています。もちろんまた専用ケーブルを買っても良いのですが、こんな変換ケーブルを使って凌ぎました。14ピンコネクタに変換できるので、その先は上のケーブルをそのまま使います。必要があってPC-8001mk2に繋ぐ際も、手元で抜き差しできます。

パソコン側コネクタ
ノートパソコン側はMDR 20ピンです。
このコネクタは確かNEC製もエプソンの互換機も共通だったはずです。

プリンタ側コネクタ
プリンタ側コネクタといってもプリンタに直接接続するわけではなく、従来のプリンタケーブルを挿します。
この57シリーズの中継コネクタは珍しいですね。


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