FM-7用漢字ROMボード
これはFujitsu Micro 7の中央スロットに挿さっていたボードです。
これがボードの表面、ROMの他はバスとのインターフェイス用と思われるTTLのみで構成されています。IC類はさすがにほとんど自社(富士通)製ですね。
自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は
など様ざまです。
特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。
これはFujitsu Micro 7の中央スロットに挿さっていたボードです。
これがボードの表面、ROMの他はバスとのインターフェイス用と思われるTTLのみで構成されています。IC類はさすがにほとんど自社(富士通)製ですね。
PC-8001mk2の頃からPC-386NOTE Aまで使っていたプリンタケーブルです。
もう昔のことなのでよく覚えていないのですが、NK3618-21からより大型のNM9950に買い換えて届かなくなってこの長いケーブルに替えたのではないかと。
「FM-7」と呼んだほうが通りがいいと思います。でも本体には「FUJITSU MICRO 7」と書かれています。
これは高校のときに知人から入手したものです。FM-7用のFDCボードも同時に入手しました。
このマシンではほとんどプログラムを書いていません。もっぱらとあるRPG専用のゲーム機として使用していました。
そういう使用法だったので特に拡張もしていませんし、ディスプレイもPC-8001mk2で使っていた14M-112Cを自作の切替機で切り替えて使用していました。
またも懐かしいものが出てきました。
これは電磁カウンタと呼ばれるものです。電気のパルスを数えるものですが、今や電子式(液晶やLED表示)に置き換わってしまい、このような機械式は珍しくなりました。
これは3桁のもので、左のボタンを押すことで「000」にリセットすることができます。
MC68000は前にも紹介しましたが、ちょっと思い出したこともあるのでまた取り上げます。
MC68kボード (第1期工事編)でもお見せしたトムソン製のEF68000P10です。1984年製の10MHz品ですね。
このところフロッピーディスクねたが続いておりますが、今回も懲りずにフロッピー関係です。
前にも書いたようにPC-8001mk2にFDC8基板を挿してFD1165Aを繋いで使っていたわけですが、やはり8インチフロッピーは安くありませんし、使い勝手もあまりよくありません。そのうち5.25インチ2HDのドライブが安く手に入ったので併用することにしました。
ところがFDC8基板はドライブ側にデータセパレータがあることを前提にしています。それまで使っていたFD1165Aには付いていたので問題なかったのですが、入手した5.25インチのドライブには付いていません。そこで製作したのがこの基板です。
これは昔、富士通のパソコン FM-7で使用していたFDCのボードです。
FM-7の拡張スロットは小さいのでここにはバスバッファ等のみを置き、FDC回路は外付けのフロッピーディスクユニット内に置くようになっていました。これはそのFDC回路のボードです。
「Logitec LFD-550II FM」とあるのはおそらく外付けフロッピーディスクユニットの名称です。
私はこの基板と拡張スロットに挿すIFボード等を知人から譲り受けてむき出しのまま使用していました。
写真右の灰色のコネクタにはIFボードへのケーブルを接続します。下に伸びているリボンケーブルは2台のFDDへ行きます。下に見えている黒いコネクタは3,4台目の増設ドライブ用のものです。
宿題になっていたYD-580 1354にデータセパレータは付いているのか、いないのか?
詳しく見ていきたいと思います。
まずはドライブにデータセパレータ回路があるか、細かく見ていきましょう。これはメインと思われる基板です。ここに載っているICの機能を1つずつ確認していきます。
まずIC1 HA16642MPですが、幸いデータシートを見つけることができまして、それによるとRead / Write Circuit for FDDとのことです。機能はヘッドのドライバと読み出しアンプで、データセパレータの機能はありません。
日立の開発者が書いた「磁気ディスク用リニアICシリーズ」という文書のブロック図でもデータセパレータは別にHA16632APというのがあるので、HA16642MPがデータセパレータ機能を持たないのは確かでしょう。
予告したとおりPC-8801mk2の分解編をお送りします。
まずはトップカバーを外します。
左奥が電源ですね。小さいように見えますが「L型」になっていて、ドライブの下をフロントパネル付近まで延びています。
右奥は拡張スロットのケージです。左右の黒いパーツはボードのガイドですが、メインボードの下からネジで固定されているのでメインボードを外すまで取ることはできません。
右側には空冷用のファンがありますが、DCファンではなくAC100Vのファンでした。
手前側のFDDは左右で取り付け方が違っています。外すときは左からとる必要があります。(外観編)でフロントパネルに赤マジックで「1」「2」と書かれていたのを憶えていますか? 左右のケーブルが反対に接続されていてドライブの順序が逆になっているようです。
今回はPC-8801mk2に内蔵されていたフロッピーディスクドライブです。
5.25インチの両面倍密(2D)のディスクドライブ、容量はフォーマットによって若干変化しますがPC-8801の最も一般的なフォーマットだと40トラック×2 (両面)×16セクタ×256 = 327680バイトとなります。
フロッピーディスクはラベル面を上にして挿入します。
右奥の四角いのがヘッド駆動用のステッパですね。
ヘッドの位置決めは原点(トラック 0)を光センサで読んでいる以外はオープンループ制御になります。