Toshiba Libretto 110CT

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東芝製のノートPC、Libretto 110CTです。海外モデルですが、日本国内でも購入できました。


左上の「TOSHIBA」、中央下の「Libretto 110CT」の文字はほとんど消えてしまっています。右上の2つの丸いボタンはマウスボタンに相当するもの。このボタンがディスプレイの裏側にある形式のポインティングデバイスは珍しいですね。

PCI VG375-2L ビデオカード

詳細不明なPCIのビデオカードです。


おそらく「VG375-2L」というのが型番だろうということで調べてみたら・・・、有名な怪しいカードだったみたいです。

ヒートシンクは剥がしていないのでチップは不明です。「BIOS」とだけ書かれたラベルも考えてみたら怪しいですね。
こういうものってコスト最優先で作って売り逃げするものだと思うのだけれど、メモリがソケットになっているのはどういうわけでしょう?

Zilog Z80 DMA

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Zilog Z80ファミリーのDMAコントローラです。


Z0841004PSC、DIPの4MHz版のZ80 DMAです。他ファミリーのDMAコントローラが大抵4ch内蔵しているのに対し、これはたったの1chしかない上に高価だったので、使われているところをあまり見ません。私も実際に回路設計やソフトウェア開発の経験はないです。

MCS-51マクロアセンブリ言語 ユーザーズ・ガイド

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MCS-51のアセンブラのマニュアル、©表記によると35年前のものです。


MCS-51(マスクROM内蔵の8051、EPROM内蔵の8751、ROM無しの8031の総称)のマニュアルです。タイトルが微妙なので中をパラパラと見てみると、アセンブラの使い方(操作方法・擬似命令など)とMCS-51の使い方(命令セット・内蔵デバイスなど)が両方書かれています。割合的には半々くらいでしょうか。

5380 SCSI Interface Chip

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Zilog製の5380、SCSIのICです。


ZilogのZ0538010PSC、10MHz品でしょうか? データシートのOrdering Informationには「Z0538001PSC」と「10」ではなく「01」と書かれていて1.5MB/sとなっています。うーん、謎です。

オリジナルはNCRの5380です。Western DigitalのWD33C93と共に昔のボードではよくお目にかかったものです。
この会社は後に53C810とか53C895などでPCIバス用のSCSIチップでも有名になりますね。

Hitachi H8/330

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DIP以外のパッケージで紫外線消去用の窓付きという珍しいものです。


日立のHD6473308CG10(H8/330)です。窓を付けるためにはセラミックパッケージが必要で4辺の半円形のくぼみの内側が金属メッキされていて端子になっています。このパッケージを昔は「LCC」と読んでいた記憶があるのですが、あらためて調べてみると現在ではQFN(Quad Flat No Lead)と呼ぶようですね。ちなみに当時のデータシートには「84-Pin windowed LCC (CG-84)」と記載されていました。
専用のソケットを使用すれば通常の2.54mmの蛇の目基板に実装できますが、ソケットはバカ高かったはずです。

Western Digital WD33C93

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Western Digitalというと今ではHDDが知られていますが、半導体も作っていました。以前紹介したMB8877のオリジナルFD1793-01もWestern Digital製です。


このWD33C93は初期のSCSIコントローラです。PC9801用の純正SCSIボードにも採用されていたらしいのですが、記憶にありません。
「©WDC'85」の刻印から1985年発表でしょうか。製造は1988年だと思います。

この時代のSCSIコントローラとしてはNCR 5380も有名です。確かZilog製があったと思うのでそのうち載せます。

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