EPSON RC-20 リストコンピュータ (のカタログ)

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最近スマートウォッチなるものが流行っているようですが、その遠い先祖にあたりそうなモノのカタログが出てきました。エプソンのRC-20リストコンピュータのカタログです。
調べたところ1984年発売のようですから、30年以上前になりますね。
残念ながら実物は所有しておりません。

エプソン RC-20 カタログ
EPSONのRC-20 リストコンピュータ、普通のアラーム付き時計機能のほかにプログラムを送り込んで実行可能でした。標準でスケジューラ・メモ・ワールドタイム・電卓のプログラムが付属し、それと置き換える形でユーザ作成のプログラムを入れることができます。表示は42*32ドット(7文字*4行)で入力操作はタッチキー、通信機能は有線のシリアル(2400bps)とのこと。

Intel 80486DX-33

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インテルの80486DXの33MHzです。他に50MHz版というのもあった気がしますが、外部バスが速すぎて使いにくかったのか主流にはなれず、後に33Mhz版の外部バスはそのままに内部クロックを66MHzにしたDX2が発売されました。
表面がわりと綺麗ですが撮影のために拭いたりしたわけではありません。この頃はまだ空冷ファンどころかヒートシンクも無しですんでいたのです。
この写真の個体は私が初めてPCを組み立てたときのものと思われます。

ホニャララ付き2連ボリューム

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最近では電子ボリュームが増えて昔ながらの可変抵抗器を見ることも少なくなりましたが、その中でも真っ先に電子ボリューム化されるだろうものです。


さて右手前側は普通の50kΩの2連ボリュームですが、その奥にある箱と円柱状のモノは何でしょうか? 箱には何かギアのようなものが見えていますね。
実はこの箱にはウォームギアによる減速機が2段とトルクリミッタが入っています。で左の円柱はDCモータです。モータに通電するとボリュームの軸がゆっくりと回転していきます。一杯まで回ったり軸を回されたりするとリミッタが滑ってモータに過剰な負荷がかからないようになっています。
おそらくリモコンか何かでボリューム操作できるようにするためなんでしょうけど、今だったら迷わず電子ボリュームにしますよね。

ということでモータ付き2連ボリュームでした。

アイフォン再び

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以前紹介した「アイフォン」ですが、関連資料が出てきました。


これは親機の裏に貼られていたラベル。親機の撮影時には剥がれていて無かった(壁に設置していた方は未確認)のですが、別途保管されていました。回路図が載っているのも時代を感じさせます。
「アイフォン」も商品名ではなく、会社名のようですね。

MC6809

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究極の8ビットとも呼ばれたモトローラのMC6809、残念ながら搭載パソコンの一ユーザだっただけで、ハードウェアの製作やアセンブリ言語のプログラムの経験はありません。


これは「B」が付いているので2MHz品、後に日立のHD63C09が出るまでは最高速バージョンでした。
この写真のデバイスは新品が2つ揃って出てきたので、おそらくは何らかのボードを作ろうとして購入したままになっていたのでしょう。今からでも作ってみたい気はしますが、問題はOS・ソフトウェアをどうするかです。CP/M-09なんて無いし、Flex9やOS-9なんて今でも入手できるのか。入手できてもこんな「6809を動かしてみたい」というためだけに高価なものを買う気もしない。
やはりまたパーツボックスの中で眠りにつかせるのが一番かもしれない。

はじめてのプリント基板

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私がはじめて作ったプリント基板の残骸が出てきました。


もちろんベークの片面です。
回路は電源ですね。ブリッジダイオード・ケミコン・LEDの電流制限抵抗が見えます。ケミコンの奥にマジックで四角のようなものが描かれているのが3端子レギュレータの跡、細長いアルミの板みたいなのはもげたケミコンの電極。


パターンは銅箔に直接マジックでパターンを描いてエッチングしています。塗りムラが見えていますね。

クロックモジュール 2種

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一つ目のこれはシャープ製のLX-3210です。


下の端子に電池と時刻あわせ用のスイッチを接続すれば時計として動作するというもの。上には小さな電球が見えるので照明もできます。
これも30年以上前のものと思われます。今でも動作するか試してみたいのですが、ピン配置が不明なので資料を発見するまではオアズケです。


裏側にはクリスタルが見えます。緑色のは時計の進み調整用のトリマです。

2N3055

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この2N3055はまだ現行品ですが、TO-3パッケージが珍しくなってきているので載せておきます。


左のは東芝製ですが、右のはどこ製でしょうか。昔から実験用安定化電源では定番とも言えるトランジスタです。メーカー製の電源でも使われているのを見たことがありますし、秋月電子のキットにも使われていました。秋月のはもともとこの2N3055だったのが一度パワーMOS FETになって、その後2N3055タイプが復活し、今は2SC5200に変更になっているようです。
アマチュアでも入手性が良くて、価格も安い、電流も最大で15A、最大損失100W以上と電源には使いやすい石だったのです。ヒートシンクへの取り付けはちょっと面倒ですが。

TEAC FD-505 3.5/5.25 FDD

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1990年代前半のPC(PC-9801ではなくて)には3.5インチと5.25インチのFDDを装備するのが割りと一般的でした。そこで登場したのが5.25インチFDDのサイズの中に3.5インチと5.25インチのFDDを収めてしまったこれです。


TEACのFD-505です。薄型の5.25インチFDDの上に3.5インチを重ねてベゼルを一体化した構造です。5.25インチの方もレバー式は厚さ的に無理なのでしょう、挿入すると勝手にロックする3.5インチと同様のタイプです。最初は、出てこなくなるんじゃないか、チャックに失敗してワカメになるんじゃないか、とちょっと心配でしたね。

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