7セグメントLEDモジュール
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ドットマトリクスLEDとともに7セグメントのモジュールもありました。
メーカ等の詳細は不明、基板上に7セグメントLEDが9桁分実装されています。
端子は17ピン、コモン端子が1つおきになっていてその間に各セグメントの端子が配置されています。アノードコモンかカソードコモンかの別やセグメント端子の順番は未確認ですが、コモンがわかっているのでチェックは簡単ですね。
ピン間隔は2.54mmかと思ったのですが、ピンヘッダと並べてみたところ僅かに広いようです。ここまで近いなら2.54mmに合わせてくれればよいのにとは思いますが、LEDの1桁の幅に依存しているので仕方がなかったのでしょう。
Siemens PD4435
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このところROMばかり取り上げてきましたが、今回はドットマトリクスのLED表示素子です。
SiemensのPD4435 5×7ドット4桁のLEDです。
これは単なるLEDのマトリクスではなくフォントROMを内蔵しており、CPUバスに直結可能となっています。各桁に相当するアドレスにASCIIコードを書き込むだけで表示できるのです。キャラクタLCDモジュールと似たような感じですね。
以前の勤め先でこれに類似のデバイスをデバッグ用に使っていたこともあります。初期化もいらず1バイト書き込むだけで表示出来るのでシリアルポートに出力するより簡単で、RTOS起動前のチェックには重宝したものです。ハードウェアも簡単なので新規基板の確認にも好都合でした。
1M UV-EPROMアダプタ
1MのUV-EPROM用にこんなアダプタを作ってみました。
上側は32ピンのソケットのみです。
先日の1M UV-EPROMですが、ラベルの貼られたままのものあって未消去の可能性が高いです。動作チェックも兼ねて中身を読んでみました。
何かのメニューらしきシフトJISの文字列が入っているもの、CD-ROMドライブらしき型名が入っているもの、MC68000系のモニタのようなものなどがあって、雑多なところから引っこ抜いたであろうことが窺えます。
1M UV-EPROM
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1MbitのUV-EPROMが見つかりました。10個ずつアルミ箔で包まれたのが2つ、開けてみたところメーカーもバラバラの中古品でした。
これは東芝のTC571001D-20、1989年製ですね。
「27」ではなく「57」なのはこれがnMOSではなくCMOSだから、「27C」の方がわかりやすいと思うのですが、社内の命名規則に合わせたのかもしれません。
VPP 12.5Vと書かれていますが、データシートによると12.75Vになっています。
21Vではないということなのか、データシートに記載は無いがVPP=12.5Vで書き込む方式が存在するのか、どういうことなのでしょう?
NTT技術史料館 (第5回)
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5回目となるNTT技術史料館シリーズですが、今回で最後です。
このような部品単体の展示もあります。
どちらも中継用に使われた真空管です。電電公社向けに製造されていたもののようですが、今回調べてみると個人で所有されている方やアンプを作った話なども出てきます。放出品などが入手できたのかもしれません。
NTT技術史料館 (第4回)
第4回目はコンピュータ関係です。そもそもここに行った最大の目的は「MUSASINO-1B」を見るためでした。
これが「MUSASINO-1B」、電電公社の電気通信研究所が1960年に作った計算機です。論理素子には日本独自のパラメトロンが使用されました。
パラメトロンは論理素子が真空管からトランジスタに移行している頃に日本で開発され、日本以外では全くといっていいほど使われなかった論理素子で以下のような特徴がありました。
NTT技術史料館 (第3回)
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NTT技術史料館 (第2回)
NTT技術史料館 (第1回)
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近代科学資料館とともに電子機器好きにはたまらないNTT技術史料館を取り上げます。ここも行ったのは2年ほど前のことになります。
NTT技術史料館(NTT History Center of Technologies)、電電公社時代のものも含めて膨大なコレクションです。
開館が木曜日と金曜日の午後のみと少なく勤め人だと行きづらいのが難点ですが、他の日に特別公開されることもあります。
場所はJR中央線三鷹駅と西武新宿線の東伏見駅の間、三鷹からはバスもあるようですが、私は散歩のかねて三鷹から歩いてみました。