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ご指摘の通り紛らわしい命名でした。当時の日本国内ではuPを含めたロジック回路の電源電圧は、5Vが主流であり、MC4000シリーズや74HCなどの3Vから動作するCMOSロジックICはまだ普遍化していませんでした。オリジナル製品開発国のドイツでは、アナログ回路の電源電圧監視も意識して検出電圧をいくつかオプションとしてシリーズ化し、まとめて「TL7700シリーズ」と命名したようです。日本国内へ導入後に、5V版しか量産需要が見当たらなかった事と、よりローパワー・高精度の要求に加え、
システムメーカーによってどの電圧値でリセット信号を出す(あるいは解除する)かが、まちまちだったため、検出電圧可変型の方が多数の要求にこたえられるという認識で開発されたのが「日本版TL7700」でした。

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