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エッジコネクタ付きユニバーサル基板


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古いユニバーサル基板(エッジコネクタ付き)が出てきました。

ADO807 表側
これは亜土電子で売られていたNo.807です。表面にも電源用のパターンが配置されており、DIPのロジックICのように決まった位置に電源ピンがある場合に便利でした。材質は最近珍しくなった紙エポキシです。

このボードで気を付けないといけないのはスルーホールメッキされていないので両面それぞれハンダ付けしないといけないことですね。私はパスコンのところで表裏の接続をすることが多かったです。最初の面をハンダ付けするときは良いのですが、穴とピンの間に隙間があるので反対面を付けるときに中の空気が熱で膨張・収縮してなかなかキレイにいかなかった覚えがあります。

下のエッジコネクタソケットはラッピング用ですね。私はラッピング配線はしたこともするつもりも無かったので知らずに買ってしまったようです。

このNo.807はMC68kボードに使いましたので、これはその拡張用に買ったものと思います。

ADO807 裏側
裏側はDIP専用のパターンになっています。マイコン回路のように1つのピンから複数の配線をすることが多い場合には使いやすいのですが、DIP(SIP)以外を使用するのは困難です。

MC68kボードは基本DIPで製作していますが、やむを得ず以下のような細工をして取り付けた部品もあります。

  1. 第2期工事でPGAのMC68881は四角の穴を開けて蛇の目基板を張り合わせています
  2. 第5期工事でメモリモジュールを2つ搭載した際には、並列接続するピンが多かったのでパターンをうまく利用し、分離が必要な部分だけパターンカットすることで配線の手間を減らしています
  3. リボンケーブルのヘッダもパターンカットで対応しています

裏面 部分拡大
これは裏面の右上部分を拡大した写真です。

パターンカットされているのがわかると思います。MC68kボードのボード間を接続しているリボンケーブルの位置なので、拡張用に用意したものというのは可能性が高いと思いますね。何の回路を予定していたかは確かではありませんが、FDC辺りじゃなかったかと想像しています。

CPU-109P 表側
これはSunhayatoのCPU-109Pです。かなり昔に廃盤になったようで、メーカサイトの検索で「販売終了」にチェックを入れても出てきません。

材質はやはり紙エポキシですね。

CPU-109P 裏側
やはりパターンはDIP前提のものです。

こちらは何のために買ったものか、思い出せません。


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