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Hitachi H8/536


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以前H8/330を取り上げましたが、今回のはH8/536です。

H8/536
これはHD6475368CG10、H8/500シリーズのH8/536です。UVEPROM版なので窓付きのLCCパッケージです。他にH8/330 OTPのようなワンタイム版もラインナップされていたはずですが、持っていたかなぁ。

H8シリーズは1989年登場のH8/532が最初で、このH8/536はその強化版になります。
当初はローエンドのH8/300シリーズ(H8/330など)とハイエンドのH8/500シリーズ(H8/532もこの一員)に分かれていました。その後、H8/300系を拡張したH8/300Hシリーズ(有名どころではH8/3048など)が登場してH8/500の系列は終了となってしまいます。H8/300の系列は低消費電力化したH8/300L、H8/300Hを小型化したH8/300H Tinyシリーズ(H8/3664など)へと発展していきます。さらにはH8/300Hを高速化したH8S/2000シリーズ(H8S/2238など)、H8SXシリーズ等もあります。

そんなわけでH8/500シリーズは今では珍しい存在になってしまっています。
例によって動かしてみたいのですが、ハードルは高そうですね。

  1. 写真を見てわかるようにパッケージはキズだらけ、入手の経緯も不明なので生きているのか不明です。しかも1つしかないので動かなかった場合に替えてみることもできません。
  2. 84ピンLCC(Leadless Chip Carrier)のソケットを探さなくてはなりません。
  3. 内蔵EPROMのライタがありませんし、調達も困難です。仮に可能でもたった1個をお試しで動かすためだけには買えません。外部ROMは使えるはずなので外付けするしかないでしょう。
  4. アセンブラ等もH8/300系とは異なっていたはずなので、この辺も探さないといけません。昔のgccにはh8500があったようですが、いつまでサポートされていたのでしょう。

シリアルポートと2kBのRAMは内蔵しているので回路的にはROMだけ付ければ良さそうです。

参考文献・関連図書: 
馬場志朗ほか(1988)「高性能シングルチップマイクロコンピュータH8シリーズ」,『日立評論』1988年12月号,pp.9-16,日立評論社.
H8/534,H8/536ハードウェアマニュアル, Hitachi.

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