ISA ET4000
今じゃPCのビデオカードと言えばATI RadeonかNVIDIA GeForceかと言った状況ですが、昔は各社からさまざまなタイプが売られていました。
今じゃPCのビデオカードと言えばATI RadeonかNVIDIA GeForceかと言った状況ですが、昔は各社からさまざまなタイプが売られていました。
珍しいシリーズのTTL、TI製のSN74H11Nです。
TTLのシリーズと言うと(ノーマル)・S・LS・F・AS・ALSがよく知られています。私も実際に(仕事・工作を通して)使ったことがあるのはこれらだけです。
ところが過去にはHシリーズと言うものがありました。Sより少し大食いで、少し遅いと言うことでほとんどがSで置き換えられたようです。
このSN74H11NはそのHシリーズの3入力ANDゲートです。この手の古いTTLでは銀メッキのピンが黒く変色していることが多いですが、これは金メッキのようですね。
さすがにもう生産されていないと思ったら、今でも生産しているところがあるらしい。いったい誰が何に使っているんでしょうか?
私が家で(メインで)使った最初のプリンタNK3618-21です。
現物はもうありませんが、マニュアルが出てきました。
持っていたのはNK3618-21でNK3618-22との違いは漢字フォントを持っていないことでした。当時は文書をプリントすることはほとんど無く、プログラムリストのプリントがメインで、パソコン本体はまだPC-8001mk2の頃なのでプログラムに漢字は使えませんでした。ということでプリンタの漢字対応は必要ないと考えたのです。
さてこのNK3618-21/22はドットインパクト方式という形式のプリンターです。電磁石で駆動されるピンで、帯状の布にインクをしみこませたインクリボンを叩き、インクを紙に転写する仕組みになっています。最近ではあまり見かけない形式ですが、カーボン紙による複写が可能なので、複写伝票などのプリント用に細々と生産が続けられているようです。
これは私のMS-DOSパソコンの2台目、そして実質的な最後のものです。
それまで使っていたやはりEPSONのPC-286NOTE Fがあまりに使えないので購入した、PC-386NOTE Aです。
「実質的な最後」というのはこれ以降は、ジャンクで買ったPC-9801Fとか、組み立てたPCも386bsdがメインで拡張カードの動作確認とか設定ツールのためだけにPC-DOS入れていたりで、メインでは使わなかったから。
開けたところ、LCDモニタぶの額縁が広いですね。ちなみにこのモニタはカラーではありません。コントラスト調整もアナログのスライドボリュームです。
これはアマチュア無線でデータ通信を行うための機器、Terminal Node Controller 略してTNCです。
無線用のモデムと思ってもらえれば大体あっています。
厳密には狭義のモデム(変復調器)とプロトコル制御器が一体になったものですが、電話用のモデムの構成も似たようなものです。
今回は電子的な遺物ではなく、電子化により遺物となったものです。
これは新明和工業株式会社の株券(現在は電子化により無効になっています)、50円×1,000株 = 50,000円ということで「金五萬圓」の額面です。発行日は昭和35年8月1日ですから半世紀以上昔になりますね。
裏側には過去の所有者が書かれているのですが、公表してよいものか判断が付かないので写真は無しです。
大昔はこれを金庫に保管したりしていたようですが、私が株を始めたころは(少なくともネット証券では)株券そのものは預けたままにするのが普通になっていました。ただ株券自体もまだ有効で、証券会社によっては要求すれば現物を手にすることも出来るという状況でした。
そんな時に「電子化するので預けてください」という案内を見て、天邪鬼だった私は今を逃せば現物を拝めなくなるということで1枚分取り寄せてみることにしたのです。
3つだけ発見していた漢字ROMは残り6つを発見し揃いました。
記憶どおり001~009のセットでした。
せっかくなのでROM内でのデータ形式でも書きたいところなのですが、資料が見つかりません。
ふと以前紹介したフロッピーの写真を見ていると...
ラベルに「24x24 漢字 & ピタゴラス数」と書いてあります。「24x24 漢字」? 探していた資料は8インチフロッピーの中か?
困りました、8インチを読めるようにするより、ROMを読んで再度解析するほうが早い気がします。
PC-8001mk2に挿していた自作の拡張ボード、2つのスロットにはこれと8インチFDのコントローラが入っていました。
これが全体像です。
下の拡張スロットに挿していたI/Fボードと右上のROMライタボードの間は例によってコネクタをケチって直結していますね。
I/Fボードから伸びている黒いコードは音声出力、細い青い線は+12Vの電源です。
I/Fボードの表面、このボードには
黒の26ピンコネクタにPPI (8255)のポートがそのまま出ています。
2764/27128に書き込むことができました。
東芝製の真空管12AX7Aです。
これは双三極管といって一つの管の中に三極管(FET類似の特性をもつ)を2つ封入したものです。
わかったようなことを書いていますが、真空管回路の設計・製作をしたことはありません。せいぜい周辺回路の修理をしたことがある程度です。
小学校の図書の時間に本で読んで(図書室の電気関係は古い本ばかりでした)興味を持ったのですが、なにせ(ヒータで高温になり、プレートには300V程度の電圧が必要なため)危険なので手は出さなかったのです。