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TTLをディスクリートで作ってみた
SN7450Jの動作を見よう
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予告どおりSN7450Jの動きを見ていくことにします。
以前74シリーズの変り種(その1)に載せた回路図(データシートより)を再掲しておきます。赤字は説明のために追記したリファレンスです。
まずはORの部分を見てみました。
X, Xの無い2側の入力はすべてGNDに接続して未使用としています。
TI SN7450J
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74シリーズの変り種(その1)で紹介した中の7450を入手できました。
Texas InstrumentsのSN7450J、74シリーズには珍しいセラミックのCERDIPになっています。製造年は1976年ですから40年以上前のシロモノです。
以前書いたように Dual 2-Wide 2-Input AND-OR-Invert Gates (One Gate Expandable) というものです。AND-OR回路はPALやGALなどの基本回路で、ANDへの入力数とANDの数(ORへの入力数)が十分多ければどんな組み合わせ回路でも実現できます。
Intel N82077SL
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昔パーツケースごと人にもらった中にこんなのを見つけました。
IntelのN82077SL、68ピンのPLCCパッケージです。
レーザマーキングが読みにくいので別な角度の写真も載せておきましょう。
だいぶ読みやすくなりました。
「NEC」の著作権表示があるのが気になりますね。
GA-G31M-ES2Lに載ってたモノ
昨日のGA-G31M-ES2Lに載っていて外したものたちです。
まずはご本尊のCPUから。
CPUはIntelのCeleron E3300でした。これ当時のサブマシン(メインは今もこのサイトを稼動させています)だったので、性能は追わずに一通り動作すればよいという選択だったはずです。クロック2.5GHzでL2キャッシュが1MBです。マレーシア製ですね。
パッケージはLGA(Land Grid Array)、これは775ピンなのでLGA775と呼ばれました。まぁ775ピンといっても多くは電源関係のピンですけどね。周囲の一段低くなっている部分をソケットの枠で押さえる形になります。
TI SN74LS362
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TMS9900を持っているし安かったので74シリーズの変り種(その4)で取り上げた74LS362を入手してみました。
Texas InstrumentsのSN74LS362N、この74シリーズの型番の他にTMS9900ファミリとしての型番TIM9904も表記されています。1981年のマレーシア製です。
TMS9900は12V振幅の4相クロックという面倒なクロックを要求します。それを一手に引き受けるのがこの74LS362です。
Lattice GAL20V8
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74L04 と 74L42
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MB8861とMB8870を手に入れたのですが判定ルーチンと一緒に書こうと思いまして、今回は珍しい74シリーズを取り上げます。
一つ目はTIのSN74L42N、BCD to 10のデコーダです。型番表示が右によっているのは古いTI製にはよくありました。1976年製。
何が珍しいかというと「74L」というところ、以前取り上げた74Hとともに滅多に見かけないシロモノです。すぐに74S, 74LSの時代になったのであまり普及しなかったようです。
最初の74は種類が豊富だった(SやLSが作られなかった品種も多い)ためか生き残ったのですが、74L,74Hにはそういうアドバンテージも無さそうです。
74シリーズの変り種(その4)
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74シリーズの変り種も今回で4回目、これでいったん終了とします。
いつものように初回の注意事項を繰り返しておきます。
最終回となる今回は「汎用とは呼べないモノたち」です。
74LS361
データシートは未発見ですが、TMS9916 Bubble Memory Controllerのマニュアルの中にSN74LS361 Function Timing Generatorとして登場します。
74LS362
前にTMS9900を取り上げましたが、これはそれ用のクロックジェネレータです。