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準出土品

準出土品

出土品が自宅から出てきたものなのに対し、こちらは自宅以外で見つけた掘り出し物たちです。

MC68901

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古いデバイスでもいまだに入手可能なものも数多くあります。これまでは「買い物」か「出土品」にその時の気分で分類していましたが、新たに「準出土品」を作りました。過去の記事も追って分類し直すつもりです。

MC68901P
MotorolaのMC68901P、PIO+SIO+Timerの機能を持つMFP(Multi-Function Peripheral)と呼ばれるものです。

GI AY-3-8500-1

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今回のものは「昔はこんなものを一般に売っていたんだ...」というデバイスです。

AY-3-8500-1
これはGIのAY-3-8500-1です。赤いマーキングというのも珍しいですが、よく見ると消した痕のようにも見えますし、型番だけというのも怪しいですね。

実は購入したのは去年、国内のショップからなので最近の悪意あるリマーク品とは違うと思うのですがどうでしょう? マーキングにはマージナルゾーンのようなものが見え、スタンプで押したような印象を持ちます。騙す目的ならもうちょっとそれらしくすると思うのですが...

Hitachi HD63C09P

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HD63C09EPを以前取り上げましたが、これは「E無し」のHD63C09Pです。

HD63C09P
日立のHD63C09P、3MHzのC-MOSです。

HD63C09EPでは2相クロック(EQ)を外部から供給しなくてはなりませんでしたが、このE無しでは水晶を直接接続できます。あるいは単相のクロックを供給することも可能です。

EQも入力ではなく出力端子となっています。

NS32081 FPU

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NS32C201に引き続きFPUのNS32081も確保できました。

NS32081D-10
10MHz版のNS32081D-10です。32ビットまたは64ビット浮動小数点数の加減乗除が可能です。

NS32000ファミリの一員でNS32008, NS32016, NS32032にそのまま接続可能ですが、FPUとしては比較的初期の登場であったためか他のプロセッサとともに使用されることも多かったようです。MC68881登場以前はMC68000シリーズにも接続されたとか。

Zilog Z8030 SCC

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以前Z85230を紹介したことがありましたが、その元になったのがこれです。

Z8030 SCC
Z0803006PSC、SCC (Serial Communications Controller)と呼ばれるシリアル通信のデバイスです。「Z-SCC」とあるのはZ-Bus (Z8000 CPUのバス)用のアドレス・データがマルチプレクスされたものだからで、非マルチプレクスのZ8530には単に「SCC」と書かれています。

Zilog Z8010 MMU

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先日のNS32C201とともに入手したデバイスです。というよりこちらがメインでNS32C201がついでだったのですが。

Z8010 MMU
これはZ0801006PSC、Z8001用のMMUです。

これは6MHz品ですが、他に4MHz,8MHzのものが存在するようです。持っているZ8001 CPUが6MHz品なのでMMUだけ8MHzでも意味がありませんのでこれで十分です。
これは1992年製、「MH」は何の意味でしょう? 工場か製造国の記号なのではないかと想像していますが確かなことはわかりません。

NS32C201確保

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前にNS32016のところでNS32201を手に入れないとと書きましたが、この度ついに入手できました。

NS32C201 上面
NS32C201N-10 TCU (Timing Control Units)です。1988年製のプラスチックパッケージ入り10MHz版、オリジナルのNS32201はバイポーラプロセスでしたがこれはCMOS化されたものです。

これはタイミングに関するいくつかの機能を1つにまとめたような石ですね。

Intel P8243

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これも最近調達したデバイスですが、やはりとても古いものになります。

Intel P8243
IntelのP8243 MCS-48® Input/Output Expanderというものです。MCS-48というのは8048,8049などのIntelのシングルチップマイコンのこと、それのI/Oポートを拡張(追加)するためのものです。

これで4bit×4のI/Oポートを増やすことができます。4つの4bitポートそれぞれについて、指定した値を出力する、現在の出力値と指定した値のORを出力する、現在の出力値と指定した値のANDを出力する、入力するの4つの動作が可能です。面白いのは入力/出力の切り替え方法で、一度出力を行なうとその値が出力されたままとなり、一度入力を行なうと出力バッファが切られ以後は入力モードとなります。

INS8060N SC/MP II

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昨日に引き続きAliExpressで注文していたものが届きました。古のプロセッサです。

INS8060N
National SemiconductorのINS8060N、SC/MP (Simple Cost effective MicroProcessor) II と呼ばれていたものです。「II」ということは当然「I」もあってISP-8A/500あるいはINS8050と呼ばれていました。

Fujitsu MB4107A

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SED9420CといったデータセパレータICが入手困難になりつつある中、このMB4107Aはまだ購入可能ということで買ってみました。

MB4107A
富士通のこのMB4107AはアナログPLL方式のデータセパレータICです。「9827」のマーキングからすると1998年製でしょうか、単独のデータセパレータICとしては比較的遅くまで生産されていたように思います。

富士通製ということからMB8877系のFDC向けの印象を受けますが、μPD765系のFDCにも簡単に接続できます。それも単なるおまけではなく、μPD765系でしか使わないピンもあったりします。

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