INS8060N SC/MP II
昨日に引き続きAliExpressで注文していたものが届きました。古のプロセッサです。
National SemiconductorのINS8060N、SC/MP (Simple Cost effective MicroProcessor) II と呼ばれていたものです。「II」ということは当然「I」もあってISP-8A/500あるいはINS8050と呼ばれていました。
マイクロプロセッサ・マイクロコントローラ等です。
昨日に引き続きAliExpressで注文していたものが届きました。古のプロセッサです。
National SemiconductorのINS8060N、SC/MP (Simple Cost effective MicroProcessor) II と呼ばれていたものです。「II」ということは当然「I」もあってISP-8A/500あるいはINS8050と呼ばれていました。
型番からしてPICプログラマと思われますが、入手の経緯の記憶がまったくありません。
ParallaxのPIC16Cxx-PGMというボード、調べてみると想像通りPICの書き込み器でした。
さらにTechToolsというところからもPicWriterというそっくりなものが出ていて、Parallax PIC16xx-PGMをPicWriterにアップグレードするキットなるものもあるようです。
このMotorola MC6800はIntelの8080とともに最初期の8ビットマイクロプロセッサです。
MC68A00P、「A」ですから1.5MHz品で末尾の「P」はプラスチックパッケージです。1979年製でしょうか。
後にクロックジェネレータと128バイトRAMを内蔵したMC6802が作られたことは「Motorola MC6802」に書きました。
時期的には8080と大差ありません(MC6800の方が少し遅いです)が、ハードウェア的には使いやすそうです。まず電源が5V単一です。クロックも2相のものが必要とはいえ8080のような9V振幅等は必要ありません。もっともTTLレベルではなく5V一杯のスイングが必要ですが、そんなこと言えばZ80 CPUもクロックはそうです。
昔マウスを作ろうとして実験した基板が出てきました。
とりあえず機能が確認できればと作ったものです。
X11で使うのが前提だったので3ボタン、インターフェイスはPS/2です。コード部分は壊れたマウスから流用しようとしたみたいです。
これは基板表面の拡大です。
コントローラにはお気に入りのAtmel AT90S2313-10PCを使用しています。左横の6ピンのコネクタはISPによるソフトウェアの書き換え用です。
前にAVR用ツールとして紹介したボード、AT90S1200用のRCEN書き換えボード(の未完成品)であることがわかりました。
これが表側の完成形です。前回の写真とどう違うのかって? ICの1ピンの横に100kΩの抵抗が増えています。
裏側にも先ほどの抵抗以外に、配線が1本追加されています。
前回用途がわからなかったのですが、気になるのでいろいろと探してみました。
まず対象デバイスですが、20ピンデバイスで12Vを使用するもの、しかもおそらく使ったことがあるか使おうと検討したことのあるデバイス、ということで挙げてみると候補は次のような感じになります。
作りかけたまま放置していたPS/2-USBのキーボード変換器です。
そんなものいくらでも安く売っているのに何で作るのか、と思うかもしれませんが、普通とは逆でUSBキーボードをPS/2ポートに接続するための変換器です。探せば売っていなくはないのですが非常に高価(見つけたのは2万円ほど)です。
何が大変ってUSBキーボードを接続するためにはUSBホストの機能が必要になります。USBはホスト側はPC等に積むから複雑になってもかまわないという思想で作られているようで、ホストは手頃なコントローラも少なく情報もあまりありません。
私は幸いにも仕事でホストのエニュメレーションのコードを書いた経験もあり、何とかなるかと思って作り始めました。
これまでにZ80ボードは1号機, 3号機, 4号機(MAA-1)と紹介してきました。そう、2号機がまだなのです。今回はその2号機について書いてみたいと思います。
まずこの「2号機」という呼び方です。1号機が最初で4号機が最後(今のところ)なのは確かなのですが、どうも2号機と3号機は製作順序が逆のように思えてきています。でも「3号機」という表記をすでにかなり使っていて面倒なのでこのまま行きたいと思います。
Siemensの半導体部門は独立してInfineonとなりましたが、これはその前のものです。
SiemensのSAB8088-2-P、オリジナルはもちろんIntelの8088です。8086のデータバスを16⇒8ビットにしたもので、V30 (μPD70116)とV20 (μPD70108)の関係と同じです。
前にZ80 PIOのところで見たことも無いと書いたZ80 KIOですが、偶然見つけて入手できました。
Zilog製のZ84C9008VEC、2001年製と思われます。さすがにピン数が多いためDIP品は存在せず、この84ピンPLCCか100ピンQFPのいずれかのパッケージです。
これは8MHz版、他に10MHz, 12MHzのものもありました。
今回のものは少し風変わりなプロセッサです。
これはHarrisのCDP1802ACE、COSMAC (Complementary Symmetry Monolithic Array Computer)と呼ばれていたプロセッサです。本来COSMACはアーキテクチャの名称でしたが、プロセッサ自体もそう呼ばれました。