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マイコン

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マイクロプロセッサ・マイクロコントローラ等です。

NEC V30

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V20を半年ほど前に紹介しましたが、これはその16ビット版です。

uPD70116C-8
V30の型番はμPD70116、これは8MHz版のμPD70116C-8です。マーキングによると1991年アイルランド製のようですね。

V30はPC-9801シリーズに1985年の「PC-9801U」から搭載され、その後80286/80386がメインとなった後もしばらくはサブとして搭載されていました。そのため日本国内では知名度の高いプロセッサでした。

一周年 & Hitachi HD64180

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本日このElectrelicも無事に開設一周年を迎えることができました。とは言っても何か特別な企画があるわけではありません、あしからず。

HD64180RCP6X
これは日立のHD64180RCP6X、PLCCパッケージの6MHz版です。以前紹介したZ180はこれのバスタイミングを変更したものでしたね。

PLCC以外に64ピンDIPと80ピンQFPのものもありますが、DIPは通常のものではなくピン間が1.778mmのシュリンクタイプです。万能基板で作るならPLCC以外は変換基板が必要になってしまいますので要注意です。

さてHD64180はZ80 CPUの上位互換のCPUコアにMMU, DMAC, シリアル, タイマ等を集積したデバイスです。

Zilog Z8002 CPU

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前にZ8001 CPUをお見せしましたが、今回のものはその弟分にあたるものです。

Z8002 CPU
Zilog製のZ0800206PSC、Z8002と呼ばれているものです。これは6MHz版、「0817」ということは2008年製ということでしょうか。

Z8001は16ビットのアドレスと7ビットのセグメントで広大な(今となってはそれほどでもありませんが)メモリ空間をサポートしましたが、このZ8002はセグメントがありません。ですからメモリ空間は64kBのみと8ビットCPU並みになります。
このセグメントの省略により、Z8001が48ピンパッケージだったのに対しZ8002は一般的な40ピンのパッケージとなっています。

Hitachi H8/330 OTP

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前に紹介したH8/330のOTP (One Time Programmable)品も出てきました。

HD6473308CP10
日立のHD6473308CP10、パッケージはPLCCです。UV-EPROM版はHD6473308CG10でしたので単なるパッケージ違い品という扱いです。

日立のHD64Xxxxx型番のマイコンは「HD64」の次の1文字でROMタイプを表しているようです。

Sharp MZ-80KP5 (分解編)

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今回はプリンタMZ-80KP5の分解編をお届けします。

トップカバーを外したところ
まずはトップカバーを外します。左奥にはコントローラ基板、右奥には電源があります。電源はスイッチング式ではなく、大きな電源トランスが入っていました。どうりで重いわけです。

手前側はプリンタメカです。モータは右側に2つありました。シャフトの奥にあるのが紙送り用、手前にあるのがヘッドの移動用です。どちらもステッピングモータです。

Am2900シリーズ

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今回のものはAMDのAm2900シリーズの一つAm2911です。AMD製ではなくNational Semiconductor製のIDM2911AJCになります。

IDM2911AJC
パッケージは20ピンのセラミックDIPです。資料によるとLCCのモノもあったようです。

一般にCPUのシリーズというと共通の命令セットで性能や規模の異なるもの・用途別に周辺デバイスを内蔵しているもの等を指しますが、このAm2900シリーズはまったく異なっています。CPUを構成するのに必要とされる各機能を、しかも4ビット毎に分割して、切り出したものなのです。

8080とサポートIC

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Intelプロセッサの原点ともいえる8080です。えっ、4004,4040,8008はどうしたかって、さすがに骨董すぎて持っていないし入手も困難なので...

uPD8080A
NECのμPD8080A、白いセラミックパッケージが美しいです。「F」が付かないのでNECの独自改良版ですね。一部命令の必要クロック数やDAA命令の挙動が違うらしいです。

さてこのμPD8080Aですが、実際に動作させるのは大変そうです。まず電源が+5Vだけではありません。他に+12V,-5Vの電源が必要になります。クロックもオーバラップしない2相のクロックが必要(これはMC6800などもそうです)な上、振幅もTTLレベルではなく9Vのスイングをさせなくてはなりません。さらに制御信号の多くがデータバスにマルチプレクスされているのでその分離も必要になります。

AVR用ツール

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以前AVRマイコンの開発用に製作したものなのですが、何をするものなのかわからなくなってしまいました。

AVRツール
自分で作っておきながらわからなくなるとはマヌケな話ですが、憶えているのはパラレルプログラミングによってどこかのFuse bitを書き換えるツールだということだけです。

Zilog Z8001 CPU と CP/M-8000

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昨日に引き続き、今日も珍しいCPUを紹介します。

Z0800106PSC
これがZilog製のZ0800106PSC、Z8000 CPUです。Z8000にはセグメントに対応し64kBを超えるメモリ空間をサポートするZ8001と、セグメント非対応(メモリ空間は64kBまで)のZ8002があり、これはその前者ですね。それの6MHz版、48ピンのプラスチックDIPです。

スマートメディア RAWアクセスツール

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これは昔製作したスマートメディアにRAWアクセスするためのツールです。

RAWアクセスツール
緑のサブ基板がスマートメディア用のソケットが載っているピッチ変換基板、裏側にソケットがあるのでスマートメディアはそこに挿入します。
左奥はシリアルのコネクタでPC等に接続します。
隣の黒いジャックはACアダプタ用です。

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