Sharp PC-1261 (分解編)
「PC-1261」から1年以上経ちましたが、分解編がまだでしたのでお送りすることにしました。
前回ハードカバーは未発見だったので最初に載せておきます。
よく見ると液晶の右下に染みができてしまっていますね。
裏ブタを開けたところです。ここまでは電池交換に必要なので、通常の運用ですね。頻繁に開けていたので外側のネジ2本は「+」が削れてほとんどすり鉢のようになっていました。
「PC-1261」から1年以上経ちましたが、分解編がまだでしたのでお送りすることにしました。
前回ハードカバーは未発見だったので最初に載せておきます。
よく見ると液晶の右下に染みができてしまっていますね。
裏ブタを開けたところです。ここまでは電池交換に必要なので、通常の運用ですね。頻繁に開けていたので外側のネジ2本は「+」が削れてほとんどすり鉢のようになっていました。
このMotorola MC6800はIntelの8080とともに最初期の8ビットマイクロプロセッサです。
MC68A00P、「A」ですから1.5MHz品で末尾の「P」はプラスチックパッケージです。1979年製でしょうか。
後にクロックジェネレータと128バイトRAMを内蔵したMC6802が作られたことは「Motorola MC6802」に書きました。
時期的には8080と大差ありません(MC6800の方が少し遅いです)が、ハードウェア的には使いやすそうです。まず電源が5V単一です。クロックも2相のものが必要とはいえ8080のような9V振幅等は必要ありません。もっともTTLレベルではなく5V一杯のスイングが必要ですが、そんなこと言えばZ80 CPUもクロックはそうです。
間があいてしまいましたが分解編をお送りします。
樹脂製のケースの合わせ目をこのようなゴムバンドでカバーする構造になっています。
両面テープのようなもので貼り付けてあるだけなので、永く使っていると剥がれてきてしまいます。ネットにもよく書かれていたのでよくあるトラブルだったのでしょう。材質がゴムなので貼り直すのは困難(すぐまた剥がれてしまう)です。
テープもかなり劣化していて剥がそうとしたらボロボロになってしまいました。防水のためにこんな構造になっているのだと思いますが、開けることは考慮していないですね。どんな故障でも修理に出すと交換されると聞いたこともあります。
やりかけになっていたX60のHDD換装ですが、なんとか完了しました。
まずエラーが出ていた/dev/sd0g (実際にエラーになっていたのは読み出し側の/dev/wd0gです)ですが、前回書いたようにエラーを無視しつつベタコピーしてみました。ブロックサイズ512バイトでしかもリトライがかかるのでほぼ1日がかりです。ところがfsckかけると大量の不整合が報告されます。面倒なので「-y」オプションで全部修正させたところ、なんと全てが「lost+found」に入ってしまいました。WindowsでいうところのFOUND.000, FOUND.001, ...になってしまったということです。
しょうがないのでファイル単位でコピーすることにします。今度はファイルを選べるので大事なものに絞りました。
/dev/sd0hは幸いエラーが出ることも無くコピーできました。こちらは予定通りファイル単位コピーです。
コピー作業に2日ほどかかり、その間エラーのあるHDDもアクセスしっぱなしの状況だったのですが、特に悪化することも無く動いてくれて助かりました。
このガム電池用の充電器はおそらくmpmanのために買ったのではないかと思います。
これはガム型のNi-Cd充電池を4本まで充電できる急速充電器です。AC電源とDC電源の両対応ですが、AC電源でしか使ったことはありません。
透明カバーは手前にスライドしてから開けるのですが、固くて開けにくかったですね。下には電池ごとの状態表示のLEDが並んでいます。左下の黒いところはDCジャックです。
ThinkPad X60のHDDの調子がおかしいので交換用にHDDを買ってきました。
これが買ってきた東芝のMQ01ABD100です。これまでのものは500GBだったのですが、500GBと1TBで値段があまり違わなかったので1TBに増量です。2つあるのはちょっと別の予定があるから(先日の超小型PCではありません)です。
超小型PCで4096バイト/セクタのHDDでも何も問題ないことがわかったので「ADVANCED FORMAT」のものです。もっともこの容量で512バイト/セクタのドライブは無いと思いますが...
私はGarmin社製のハンディGPSをいろいろと使ってきましたが、これはその最初のものです。
これはeTrex Legend-JというハンディGPSレシーバです。
このシリーズには地図無し・地図付き・地図+電子コンパス+気圧高度計の3ランクありますが、これはその中の「地図付き」で内部に1:200,000相当の道路地図を内蔵しており付近の地図が表示できます。さらにオプションで1:25,000相当の詳細地図をインストールすることもできますが、高価なこともあり入れませんでした。
後にOSM (Open Street Map)の地図を変換して入れるようになり、後の機種では最初からOSM利用を前提とするようになりましたが、本機の購入時は内蔵地図に期待していたので高価な日本版(「-J」付き)を選んだのです。
豆電球は乾電池とならび小学校の教科書にも登場する誰もが知る電気部品ですが、家庭用の白熱電球が次々と生産終了になる中いつまで残るのでしょうか?
これはジャンク箱の中から発見した豆電球、ねじ込み式ではなくバヨネット式です。
何かを分解してソケットごと取ったものだと思いますが、ソケットの方は未発見です。
「FK8V0.3A」と刻印があり、定格が8V 0.3Aであるとわかります。
今回はIntelのペリフェラルICの中でも知名度の低い8256を取り上げてみたいと思います。
これはIntelのP8256AH、Multifunction Universal Asynchronous Receiver-Transmitter (MUART)と呼ばれているものです。
付近の番号には8251 USART, 8253/8254 PIT, 8255 PPI, 8257 DMAC, 8259 PICと有名なデバイスが多い中、この8256 MUARTはあまり知られていません。私も今回調べて初めて知ったくらいです。
機能はMUARTの名称から多機能UARTを想像しますが、実際はUART, パラレルI/O, カウンタ/タイマ, 割り込みコントローラを一つにしたようなものです。どことなくZ80 KIOや6522 VIAに似ている気がします。
NECの大型キーボードがもう1枚見つかりました。
前に紹介したN5255-52Aとそっくりです。外からわかる違いは「実行 / 送信」キーが「ADVANCE」に、「STOP」キーが「ATTN」に変わっているくらいでしょうか。どちらもキー前面には「実行 / 送信」「STOP」の表記があります。
ファンクションキー上のガイドも異なっていますが、これはもともと用途に応じてシートを交換するようになっているものなので違いといってよいものか?
底面もラベルの表記以外は違いは見当たりません。型番はN9826-11です。