YD580 1354 はデータセパレータ付きなのか?

2016-12-30 12:28 — asano
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宿題になっていたYD-580 1354にデータセパレータは付いているのか、いないのか?
詳しく見ていきたいと思います。

YD-580 メイン基板
まずはドライブにデータセパレータ回路があるか、細かく見ていきましょう。これはメインと思われる基板です。ここに載っているICの機能を1つずつ確認していきます。

まずIC1 HA16642MPですが、幸いデータシートを見つけることができまして、それによるとRead / Write Circuit for FDDとのことです。機能はヘッドのドライバと読み出しアンプで、データセパレータの機能はありません。
日立の開発者が書いた「磁気ディスク用リニアICシリーズ」という文書のブロック図でもデータセパレータは別にHA16632APというのがあるので、HA16642MPがデータセパレータ機能を持たないのは確かでしょう。

NEC PC-8801mk2 (分解編)

2016-12-28 12:05 — asano
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予告したとおりPC-8801mk2の分解編をお送りします。

トップカバーを外したところ
まずはトップカバーを外します。

左奥が電源ですね。小さいように見えますが「L型」になっていて、ドライブの下をフロントパネル付近まで延びています。
右奥は拡張スロットのケージです。左右の黒いパーツはボードのガイドですが、メインボードの下からネジで固定されているのでメインボードを外すまで取ることはできません。
右側には空冷用のファンがありますが、DCファンではなくAC100Vのファンでした。
手前側のFDDは左右で取り付け方が違っています。外すときは左からとる必要があります。(外観編)でフロントパネルに赤マジックで「1」「2」と書かれていたのを憶えていますか? 左右のケーブルが反対に接続されていてドライブの順序が逆になっているようです。

YE-DATA YD-580 1354

2016-12-27 12:27 — asano

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今回はPC-8801mk2に内蔵されていたフロッピーディスクドライブです。

YD-580
5.25インチの両面倍密(2D)のディスクドライブ、容量はフォーマットによって若干変化しますがPC-8801の最も一般的なフォーマットだと40トラック×2 (両面)×16セクタ×256 = 327680バイトとなります。

フロッピーディスクはラベル面を上にして挿入します。

右奥の四角いのがヘッド駆動用のステッパですね。
ヘッドの位置決めは原点(トラック 0)を光センサで読んでいる以外はオープンループ制御になります。

NEC PC-8801mk2 (外観編)

2016-12-26 13:32 — asano

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昨日「出てきそう」と書いたPC-8801は無事取り出せました。

PC-8801mk2
昨日は正確な型番がわからなかったのですが、「PC-8801mk2」でした。

ドライブが黒いのはおそらくドライブ無しモデル(Model 10)に、サードパーティー製のドライブを増設して2ドライブモデル(Model 30)相当にしたのでしょう。この状態で売っているショップも結構ありました。

以前紹介したPC-8001mk2が元のPC-8001に対してかなり拡張されているのに対し、このPC-8801mk2はPC-8801から大きな変更はあまりありません。

Sharp PC-1248

2016-12-25 18:29 — asano

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PC-8801シリーズの1台が出てきそうだったので取り出そうとしたら、横の隙間からこれが出てきました。
これを先に紹介したいと思います。

PC-1248 上面
シャープ製のポケットコンピュータ PC-1248です。使っていた記憶は無いので、どこかで不要になったものを貰ったまま死蔵していたのでしょう。

見てのとおりキーボードが平面でひじょうに操作しづらいものとなってしまっています。コストダウンのためなのか、防滴のような効果を期待したものなのか...
電源スイッチもスライド式ではなくて右上にONとOFFのボタンがあります。スライド時代はRUNとPROGのモードも一緒に切り替えていましたが、それもMODEボタンになっています。

Lindy 32282 SCSI Power Sniffer

2016-12-24 22:29 — asano

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またもSCSIの変なデバイスが見つかりました。

Lindy 32282
私はこれまでモニタ機能付きのSCSIターミネータだと思っていましたが、今回書くにあたって調べたところ不思議なデバイスでした。

見つけたマニュアルによると以下の機能があるようです。

  • FPT (Forced Perfect Terminator)なるアクティブターミネータである
  • 信号の電圧が安定するのでどちらのケーブルも80 feetまで伸ばすことができる (注:Paralan SIR-S8のようなものか)
  • ケーブルのインピーダンスのマッチングを取る
  • バスの状態をLEDで確認できる
  • 安全にデバイスの着脱をすることができる

デバイスの着脱についてはやり方も記載されていました。

IDT7134 Dual Port SRAM

2017-03-04 17:50 — asano

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今設計中の機器で使おうと思って調達したメモリです。

IDT7134 DIP
IDT製のIDT7134SA35P、デュアルポートRAMという種類の特殊なRAMです。容量は4k×8bitと前時代的な小ささにもかかわらず、48ピンDIPという大きなパッケージに入っているのはその特殊性ゆえで、「デュアルポート」の名のとおり電源以外のアドレス・データ等の信号が2つずつあるのです。

両方のポートから独立してアクセスできるのですが、さすがに同じアドレスへの書き込みを含む同時アクセスは問題があります。セマフォ機能を内蔵したり、片方のアクセスを待たせるなど様々なタイプがあるのですが、これは何もしないというのになります。ソフトウェア等上位のレイヤーで対応する予定です。
この手のものはFPGAを使用することが普通になり、最近ではこのような単独のデバイスはなかなかありません。今回はFPGAを使うのは大げさなので古いものを使うことにしました。

ISAバス シリアルボード

2016-12-22 13:25 — asano

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ISAバス用の4チャンネルシリアルのボードです。

ボード 表面
この手の多チャンネルのシリアルボードはインテリジェントなもの(32チャンネルまで見たことがあります)が多いですが、4チャンネル程度ならこのような通常のCOMポートを多数並べたものもありました。汎用のCOMドライバが使えるのでOSを問わず使えるのがメリットです。

正体不明の真空管

2016-12-20 23:17 — asano

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正体不明の真空管が出てきました。

真空管
これがそうなのですが、文字等がすべて消えてしまっていて形式等はわかりません。

底のピンは以前紹介した12AX7Aと同じく9ピンで、高さは1.5倍ほどあります。といってもミニチュア管なのでガラスの部分が約75mmです。