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個人的に製作してきたものの紹介です。

電子的なものがほとんどですが、そうでないものも出来るだけ出していきたいと思っています。

回路図、ソースコードなどは出来ればすべて載せたいのですが、以下の理由で難しいものが多いです。

  • 回路図については無いものが多い
  • 残っていないのではなく、そもそも書かないことが多かったためです。

    • どうせ1台しか作らないのだから紙に線を引くのと、実際に配線する手間は大して違わない。
    • バス配線などは書かなくてもわかる(各デバイスのD0同士を接続するなど)。ずらすなど注意を要するところだけメモがあれば困らない。
    • 雑誌などの記事・データシート・アプリケーションノート等を参考にしたところはそれを見ながら配線すればよい。

    もちろん仕事ならば書きますが。

  • 著作権的に公開でない
  • 特に古いものでは雑誌など掲載のものをベースにしているものがあり、オリジナルと分離できないものは公開できません。

  • 古いメディアに入っている
  • 5インチや8インチのフロッピーだったり、PC-9801フォーマットだったりして読むのが難しいものがあります。

  • 本当に失われた

NSC800ボード(NSC858編)

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前回まででNSC800が動くようになりましたが、NSC858(UART)もあるので載せてみました。


予定通りNSC800の右側に載せます。その下にはTTL-232R-5Vのためのコネクタも付けます。

今回NSC800の動作確認後にNSC858の配線作業を行ないましたが、実際にソケットに挿すかは別にして配線だけは先に行なっておくべきでした。データバスや制御信号をNSC800から引き出していますが、既に配線されている線を掻き分けないといけない個所が結構ありました。

NSC800ボード(ハードウェア編)

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EMILY Boardの基板化の最後で書いたアドレスラッチ付きユニバーサル基板でNSC800を動かしてみました。


EMILY Boardでプロセッサのお試しはかなり楽になりましたが、アドレスラッチが配線済みになったことでマルチプレクスバスでも簡単に試せるようになりました。

ということで最初のお試しには判別ルーチンを書いてみたかったNational SemiconductorのNSC800を選んでみました。

まずは必要最小限で動かしてみて、その後でシリアルのNSC858を追加してみようと思っています。

ROMエミュレータの内容保持改造

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ROMエミュレータのプリント基板化でも触れましたが、シリアルポートから電源への漏れ電流対策の副作用でターゲット電源切断時の内容保持が出来なくなってしまいました。BOD機能で何とかと書きましたが、RAMの保持を漏れ電流に頼るのはやはりおかしいので別の方法を考えることにします。


ということで改造してみたのがこれです。

何か所かパターンカットが必要になったので生板から新たにもう1台製作しました。

まずRAM保持用の電源をどうするかですが、幸いTTL-232R-5Vからは5Vの電源が得られるのでそれを利用することにします。

SBC6809E(その2)

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注文していたDRAMが到着したので早速挿し替えてみました。


OkiのMSM3764A-15、今度は国内調達なのでリマーク品を掴まされた可能性は低いはずです。

まずはDIAGSB9Eでテスト、すべてPASSでしたがまだ安心はできません。

続いてBASIC9E_map0_slow.hexを試します。リセットしても何も表示されないので駄目かと思ったら、ワンテンポ遅れて起動メッセージが表示されました。RAM容量の確認でもしているのかな?

BASICで簡単なプログラムを書いて走らせてみます。

SBC6809E(その1)

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今回は予告通りSBC6809Eルーズキットです。


毎度おなじみ電脳伝説@vintagechipsさんのキットです。

SN74LS783を待っている間に再入荷していたので購入、さあ組み立てようとしていたところにSN74LS783も到着してジャストタイミングでした。

写真はとりあえず組み立てたところです。ROMは基板化したROMエミュレータを使いました。

EMILY Boardの基板化

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ROMエミュレータに続いてEMILY Boardも基板化してみました。


既存のボードからIC類を移植して組み上げたところです。

これをプリント基板化した理由はROMエミュレータとは少し異なります。

EMILY Boardは新たなプロセッサをちょっと動かしてみるには便利なのですが、それ以上のことをしようとするとメモリ容量がネックになります。メモリ容量を拡大した改良版を計画しているのですが...

その前に現状の資料を整理しておこうと回路図を清書することにして、その確認のために実際に作ってみました。送料を除くと約500円で作れるのでこんなことも気軽にできてしまいます。

クロック発振器ソケット

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前に専用ライタを買って以来なにかと多用しているクロック発振器SG-8002DCですが、プリント基板を作るようになるとちょっと厄介な問題があります。

このデバイス、8ピンDIPの1, 4, 5, 8ピンに相当する足がある4ピンです。8ピンのソケットに挿せるのでいつも代用していたのですが...

CAD上では4ピンで、デフォルトのフットプリントも当然4ピンです。2, 3, 6, 7ピンの位置に穴はないので直付けすれば問題はないのですが、ソケットを使おうとしても通常の8ピンのソケットは使えません。

MUTIF09の時は邪魔なピンを抜きました。丸ピンのソケットなら穴の開いた台の上に逆さに置いてピンをペンチで押し込むようにすれば抜くことができます。

uPD7800Gボードでは専用にフットプリントを作成しました。普通の8ピンでも良いのですが、このSG-8002DCは横幅が大きいため気を付けていないと隣のデバイスと干渉することがあります。それでコートヤードを広めにした専用のものを作ることにしました。

2枚目の基板はQUIP

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1枚目の基板を待っている間にもう1枚基板を注文しました。

2枚目の基板はμPD7800GをEMILY Boardで動かすためのボードです。ほぼ1:1で配線するだけで良いので回路としては非常にシンプルなのですが、パッケージがQUIPという点が災いして後回しになっていたのでした。

今回は以下が主な新規項目になります。

一つ目はフットプリントの作成です。

KiCad 6.0は回路図シンボルやフットプリントのライブラリが充実していますので一般的な部品なら探せば大抵のものはあります。なくてもSnapEDAなどから入手できることが多いのですが...

さすがにμPD7800Gのシンボルは古すぎるせいか見当たりません。シンボル作成もチャレンジしたいところですが32×2のコネクタ(Conn_02x32_Counter_Clockwise)で代用しました。フットプリントとの紐づけが緩いので問題ありません。

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