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uPD8080


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今日は朝から頭痛がひどくて予定していた部品の買出しは延期...

さて、前に8080とサポートICのところでμPD8080A-Tを取り上げましたがもう一つ調達していました。

uPD8080A-T
これは以前取り上げたμPD8080A-Tです。NECの独自改良版でセラミックパッケージです。1985年製。

uPD8080AFC
これがもう一つの方でμPD8080AFC、1983年製のプラスチックDIPです。

「改良」が不評だったのでインテルと同じになるように修正したもので、区別のために型番に「F」が付けられています。

一つは実行クロック数で、全体としてはインテルより高速になっていたようですが、ソフトウェアでタイミングを取ることも多かった当時のこと「余計なお世話」だったのでしょう。

もう一つはDADDAA(十進補正)命令が加算だけでなく減算にも使えるようになっていたことです。これを利用したソフトウェアを作成してしまえばNEC製しか使えなくなってしまいます。アマチュアはそれでも良いですが、量産前提なら調達上のリスクになってしまいます。

これら以外にもハードウェア・ソフトウェアに細かな相違点がいろいろとあったようです。

1977年版のカタログによるとμPD8080Aは「Software and Pin Compatible with Industry Standard 8080A」,「Equivalent to the μPD8080AF with Enhancements」だそうですから基本的にはそのまま差し替えできるのでしょうけど。

余談ですがこのカタログには Preliminary ということで「μPDZ-80」なるものが登場します。たった半ページの記述ですが Z80 CPU そのものです。1979年版ではおなじみの「μPD780」に変わっていますので、その間に何かあったのかもしれませんね。

1977年時点で A も AF もあって、少なくとも1985年までは A が作られていたということは両者ともそれなりに需要はあったのでしょうね。

参考文献・関連図書: 
Catalog 1977, NEC Micro Computers.
関連項目: 

コメント

ご指摘ありがとうございます。

十進補正命令はDAAですね。何で間違えたのだろう?
DADはDouble Addの略で16ビット加算命令でした。

本文は後で訂正しておきます。

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