ピンヘッダ(2mm)
主にリボンケーブルと組み合わせて使用するピンヘッダとソケットは2.54mmピッチのものが一般的ですが、2.5インチHDD用に2mmピッチのものも存在します。
HDD専用らしく、44,50ピンのみです。
ヒロセ | 備考 | |
---|---|---|
ピンヘッダ | A3E-※PA-2DSA | |
ソケット 極性ガイド付き |
A3E-※D-2R | リボンケーブル用 |
ソケット 極性ガイド無し |
A3EA-※D-2R | リボンケーブル用 |
※にはピン数が入ります。
主にリボンケーブルと組み合わせて使用するピンヘッダとソケットは2.54mmピッチのものが一般的ですが、2.5インチHDD用に2mmピッチのものも存在します。
HDD専用らしく、44,50ピンのみです。
ヒロセ | 備考 | |
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ピンヘッダ | A3E-※PA-2DSA | |
ソケット 極性ガイド付き |
A3E-※D-2R | リボンケーブル用 |
ソケット 極性ガイド無し |
A3EA-※D-2R | リボンケーブル用 |
※にはピン数が入ります。
カードエッジとはプリント基板の端部に短冊状のパターンを作りソケットに差し込むことができるようにしたもので、エッジコネクタとも呼ばれます。通常はパターンを腐食等から保護するためにメッキが施されます。
このカードエッジを差し込むことのできるソケットはエッジコネクタソケットあるいは単にスロットなどと呼ばれます。
パソコン・PC等の拡張スロットやゲーム機のカートリッジスロットのように本体側にソケットを用意し、拡張ボードやカートリッジ側がカードエッジにする場合が多いですが、PC-8001の拡張コネクタのように過去には逆の例もあります。
ソケットそのものには逆挿し防止の機能の無いものが多いですが、5.25インチFDDのコネクタやPCIバスのようにカードエッジの決められた位置に切り込みを入れて逆挿しや非対応カードの挿入を阻止するようにしたものもあります。
DINは8ピンコネクタにもピンの位置が異なるものがあります。やはりよく使われるのは1種類のようです。
いくつかのメーカの型番を挙げておきます。
ホシデン | 第一コネクター | |
---|---|---|
プラグ | TCP058□-715□67 | DIN-8P |
ソケット(基板用) | TCS4480-014□577 | - |
ソケット(中継用) | TCS808□-015□77 | DIN-8J |
ソケット(シャーシ用) | - | DIN-8S |
□は細かな仕様の違いを表しています。詳しくはメーカ仕様書を参照してください。
DINの5ピンコネクタはピンの位置が異なるものがあるようですが、通常使われるのは1種類のみです。
これはATキーボードについていたオスのプラグです。
いくつかのメーカの型番を挙げておきます。
D-Sub 9ピンのコネクタをDE-9と呼ぶことがあります。
時々25ピンのDB-25からの連想なのかDB-9と書いてあるものを見かけますが、厳密には誤りです。DE-9の「E」はシェルのサイズ(コネクタの外形サイズと思ってください)を表しているのです。25ピンと9ピンのコネクタは大きさがまったく違いますよね。一方、VGAに使われるいわゆる3列15ピンのコネクタはDE-15と「E」なんです。VGAとシリアルのコネクタは外形は同じでしょ。
これはメスのコネクタです。
よく見ると右上から左に向かって1,2,3,...とピン番号が刻印されています。
D-SubコネクタはD-Subminiatureコネクタの略称で、コンタクト周囲の形状が「D」の字に似ていることからこう呼ばれます。
パソコン・PC系ではよく使われるコネクタです。
いくつか代表的なメーカの型番を挙げてみます。
シリアルは俗に「RS-232C」と呼ばれますが、規格はその後改訂などを経て名称が変わっているうえに、パソコンレベルでは完全に適合しているわけではないので、正しい表現ではありません。ですが一般に「RS-232C」で知られているのでこの表現を使っているようです。
昔のデジタルRGBのモニタ側に使われていたコネクタです。モニタは8ピンでしたが、8, 12, 16, 20, 24, 28, 34, 45, 60の各ピン数がラインナップされていました。
残念ながら製造中止となってしまったようです。
一応型番を載せておきます。
プラグ | P-13※-CTA | ケーブルがまっすぐ出るもの 横に出るものは「CTA」の部分が「CEA」になる |
---|---|---|
ソケット | S-13※-SB | シャーシ取り付け用 |
※の部分にはピン数が入ります。
この他にシャーシ取り付け用のプラグやケーブル用のソケット等もありました。
DINコネクタとはドイツ工業規格(Deutsche Industrie Normen)で規格化されたコネクタのことですが、単に「DINコネクタ」といった場合は直径13.2mmの丸型コネクタを指すことが多いです。直径9.5mmのものもありますが、これは通常「ミニDINコネクタ」と呼ばれます。
ここでは直径13.2mmの丸型コネクタについて書きます。
規格コネクタなので複数のメーカから発売されていますが、いくつか代表的なメーカの型番を挙げます。
ここの記事を書くためにいろいろと調べていると昔の資料が出てきます。
その中から主にPC・パソコン系で使用されるコネクタの資料を集めることにしました。順次追加していく予定です。
コネクタの形式別・ピン数別にピン配置の情報を記載しています。
信号レベルやタイミング等の詳細については簡単なものは書くことがありますが、基本的に省略とさせてください。ここに書ける程度の情報では設計・製作の役に立つとは思えませんので、詳細な情報が必要な方は原資料を確認されることをお勧めします。
代表的なメーカの型番等を挙げていることがありますが、なるべく現在入手可能なものを選ぶようにしています。必ずしも当時これが使われていたというわけではありません。また細かな仕様違いがラインナップされている場合も代表的なもののみ挙げています。
ピン番号は原則としてコネクタメーカの公式資料にのっとっていますが、以下のような例外もありますのでご注意ください。