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パワーコンディショナ交換


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先日パワーコンディショナの交換工事があったのでちょっと書いてみます。


これがずっと使ってきた旧パワーコンディショナ、今は無き三洋製でした。

年末のある日、朝台所に行くと変な(ちょっと香ばしい)香りがしてもう明るくなっているのに発電量の表示が消えていましいた。

あれっと思って運転スイッチを入れなおすと煙が出てくるではないですか。

慌てて運転スイッチを切り系統側のブレーカを切りました。パネル側も切りたかったのですが見当たらない(後に屋外にあると判明)ので、煙もおさまったこともありそのままにしました。

この日はちょうど妹が退院してくる日でもあったので、後日メーカの方(三洋はもうないので事業を引き継いだパナソニックの方)に見てもらいました。


これがその点検中の写真です。

右上のP,Nがパネルからの直流、Eはアース、R,O,Tは系統側ですね。

中央の制御基板の裏にメインのパワー系の基板があります。

見てもらった結果、コンデンサの防爆弁が開いている・おそらくIPM(Intelligent Power Moduleか)も壊れているだろう・どちらも交換部品はもう無いとのことで交換か撤去かの二択になりました。

とりあえずパネルからの給電を切ってもらってこの日は終了です。

次は交換するか決めなくてはなりません。

設置は18年前なのでパワーコンディショナは壊れる頃・パネルはまだ使えるそうです。

交換の場合の見積もりをもらうと1~2年で元が取れそうなので交換することにして手配を依頼しました。給湯器ほどではないといってもパワーコンディショナもすぐには入らないようです。


やっと工事の日を迎えて、試運転直前の新しいパワーコンディショナです。

壁への取り付けはエアコンの室内機と大差ありません。先に金属板を取り付けておいて引っ掛ける感じです。

今回、18年の技術革新と4kW→3kWの容量減少にも関わらずサイズが大きくなってしまい、隣に掛けてあった時計が追い出されてしまいました。

写真は固定・配線が完了してパネルからの給電が開始されたところ、系統側はまだ切れたままです。

この後、系統側のブレーカを入れてスイッチを運転に切り替えると300秒のカウントダウンののちに運転が始まりました。この間に系統側の位相に合わせているのでしょうか? 系統側のブレーカを入れなおした時には必要になるとのこと。

カバーを閉じる前にもう何枚か。


接続部のアップ、配線は以前のものを流用しています。

パワコン通信という端子もありますね。複数台で連係できるのかな。

自立端子は停電時にパネルの電力で電化製品が使えるというもの。接続されていませんが本体右側に差し込み口があるので困りません。アクセスの悪い場所に設置するときにのためと思います。これ、前のものにもついていましたが幸か不幸か一度も使うことはありませんでした。(停電は一度あったのですが真夜中だったので...)


設定一覧、いろいろ設定できるんですね。前の機種ではDIPSWが並んでいましたが、メニュー方式になっています。

あまり作業の邪魔になってもいけないのでこれ以上の細部の写真はなしです。


コメント

我が家のパワコンも全く同じ機種です。高額買取期間が昨年切れたので11年目ですが、こちらの実績からもう少し持ちそうですね。
私は設置直後に結構熱くなるのが気になってケース下に押し込み方向でファンを2台取り付け、簡単な温度検出回路を組んで40℃
を超えるとファンが起動するようにしてあります。自然空冷だとちょっと不安だったもので・・・。

聞いたところではパワコンは15年が目安だそうです。パネルは20年くらいから出力が落ち始めるのだとか。うちは18年ですが表示を見る限りは設置当初から変化はないです。
# うちは発電したのをほとんど消費してしまっているようで高額買取制度終わってもあまり...

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