AVR用ツール
以前AVRマイコンの開発用に製作したものなのですが、何をするものなのかわからなくなってしまいました。
自分で作っておきながらわからなくなるとはマヌケな話ですが、憶えているのはパラレルプログラミングによってどこかのFuse bitを書き換えるツールだということだけです。
個人的に製作してきたものの紹介です。
電子的なものがほとんどですが、そうでないものも出来るだけ出していきたいと思っています。
回路図、ソースコードなどは出来ればすべて載せたいのですが、以下の理由で難しいものが多いです。
残っていないのではなく、そもそも書かないことが多かったためです。
もちろん仕事ならば書きますが。
特に古いものでは雑誌など掲載のものをベースにしているものがあり、オリジナルと分離できないものは公開できません。
5インチや8インチのフロッピーだったり、PC-9801フォーマットだったりして読むのが難しいものがあります。
以前AVRマイコンの開発用に製作したものなのですが、何をするものなのかわからなくなってしまいました。
自分で作っておきながらわからなくなるとはマヌケな話ですが、憶えているのはパラレルプログラミングによってどこかのFuse bitを書き換えるツールだということだけです。
これは昔製作したスマートメディアにRAWアクセスするためのツールです。
緑のサブ基板がスマートメディア用のソケットが載っているピッチ変換基板、裏側にソケットがあるのでスマートメディアはそこに挿入します。
左奥はシリアルのコネクタでPC等に接続します。
隣の黒いジャックはACアダプタ用です。
基板の表側、ピッチ変換基板を外したところです。
昔作ったAltera/Xilinx両用のPLD書き込みアダプタが出てきました。
個人でも開発しやすい(合成ツールや書き込みツールが入手しやすい)PLDといえばAlteraのMAX7000シリーズやXilinxのXC9500シリーズ等が有名でした。これらのデバイスへの書き込みには各社専用の書き込みケーブルが必要なのですが、どちらにも使えるものができないかと製作したのがこれです。
今のものはUSB接続で中にマイコンが入っていたりして自作は困難ですが、当時のプリンタポート接続タイプはバッファが入っている程度(線をつなぐだけだったかもしれません)なので簡単に作ることが出来ました。回路図もアプリケーションノート等で公開されていましたので、両社の回路を見比べながらセレクタで切り替えられるようにしたのです。
このところフロッピーディスクねたが続いておりますが、今回も懲りずにフロッピー関係です。
前にも書いたようにPC-8001mk2にFDC8基板を挿してFD1165Aを繋いで使っていたわけですが、やはり8インチフロッピーは安くありませんし、使い勝手もあまりよくありません。そのうち5.25インチ2HDのドライブが安く手に入ったので併用することにしました。
ところがFDC8基板はドライブ側にデータセパレータがあることを前提にしています。それまで使っていたFD1165Aには付いていたので問題なかったのですが、入手した5.25インチのドライブには付いていません。そこで製作したのがこの基板です。
先日、大阪のデジットで買った時計用の4桁LEDのピンの調査をして見ました。
これがそのLED、SH2481 BYというのが型番と思われます。店頭には色違いがいくつか並んでいて「BY」の部分が異なっていたのでここが発光色を表しており、このBYは黄色です(実際試してもそうでした)。
店頭POPに「コロンは点灯しません」と書いてあり、本当か確かめるのも買った理由の一つなので、確かめていきましょう。
まずはネットに資料が無いか探してみようと「SH2481」で検索すると何故か女性用下着ばかりが出てきます。検索条件を変えてもなかなか見つからないので諦めて現物を調査することにします。
大昔に作った電子オルゴールです。
電子オルゴールの自作といえばセイコーのSVM7910が有名ですが、ここで使ったのはGI製のAY-3-1350というICです。
この型番から昔のパソコンを知っている人にはAY-3-8910 PSGがピンと来るかもしれません。この「AY-?-????」であと知られているのはキーボードエンコーダとかテレビゲームの石でしょうか。昔の秋月電子通商の広告を見るとテレビゲームのキットなんていうものが出てきます。
さて話を戻してAY-3-1350ですが、25曲+3チャイムのデータを内蔵(標準品の他、カスタムも可能だったようです)しています。しかし面白いのは外部にROMを接続できるという点です。256×8bitのROMに最大28曲分(音符1つが1バイトなので通常そんなには入りません)入れることができます。UVEPROMなら個人でも何とかなるので、自分独自のものが製作可能です。
前の安定化電源(切替式)は乾電池の代替のためのものでしたが、これは様々な実験にも使えることを目指したものです。
これは今でも時々使用しているもので、電源を入れた状態で撮影しました。
左のシーソースイッチはAC一次側のスイッチ、通電時には緑LEDが点灯しますが、よく考えたら電圧計の表示で通電はわかるので要らなかったですね。
中央上の電圧表示は出力電圧を測定して表示しています。
下はもちろん出力端子です。
右は電圧調整ツマミで多回転タイプを使用しています。
これも随分昔の出来事です。記憶で書いているので細部は間違っているかもしれませんのでご了承ください。
目的とか細かいことは忘れてしまいましたが、その日私は電源回路を作っていました。トランスと整流ブリッジとケミコンだけだったので、模型のモータ用だったのか、単に部品の確認をしていたのか、残念ながら思い出せません。
トランスは何かをバラして取り出したものだったと思います。
整流ブリッジは... ゲルマニウムでもなくシリコンでもないセレン整流器でした。四角い板が何枚か間隔をあけて重なっていて、端子には「~」「~」「+」「-」のマークがあったのでブリッジですね。こんなものを購入するはずも無いのでこれも何かから取り出したものでしょう。
でケミコンだけは普通の新品でした。1000μF 16Vだったんじゃないかな。
とりあえず接続して試しに通電したところ、
「ポンっ」
という大きな音と共に部屋の中に白煙が立ち込めました。慌てて電源を切ったのは言うまでもありません。
ちょっと思い出したので今回は大昔の失敗について書いてみたいと思います。
2716 (持っていたのは東芝のTMM323)用のROMライタを作っていたときのことです。
今のFlash ROMは5Vや3.3V単一電源のみで書き込めますが、昔のUV-EPROMは書き込み用に高電圧が必要でした。それも27256以降の12.5Vならパソコンのスロットから拝借する(PC-8001mk2では+12Vが供給されていましたし、個人的な書き込みなら0.5Vの差は無視しても一応書き込めます)手もあるのですが、その前の2764, 27128では21.3Vが必要だし、このときの2716では25Vが必要でした。
もっと古い1702では50V近い電圧が必要(電源だけでなくロジックラインも!)だったらしいですが、私は経験ありません。
さて25Vともなるとさすがに自分で作るしかありません。ということで参考にしていた記事どおりにTL497でDC-DCコンバータを構成します。このICは出力電圧を抵抗で分圧して内部の基準電圧と比較することによって出力電圧を決めているので、この分圧用の抵抗は外付けになり、欲しい電圧によって値を決めることになります。